苫小牧東港フェリーターミナルへ公共交通機関で行く方法をみてみます。
※当ブログ運営者が自分用に調べたものです。正確な情報は交通機関の公式情報をご覧ください。
苫小牧東港(周文埠頭)フェリーターミナル
苫小牧東港(周文埠頭)フェリーターミナルは厚真町にあるフェリーターミナルです。
苫小牧東港-敦賀間、苫小牧東港-敦賀間(秋田、新潟経由)の新日本海フェリーが発着しています。
八戸行きのシルバーフェリー、仙台・名古屋行きの太平洋フェリー、大洗行きの商船三井フェリーが発着している苫小牧西港は苫小牧市内にあり、苫小牧東港とは場所が別ですので注意が必要です。
参考リンク
南千歳駅-苫小牧東港をバスで移動
新日本海フェリーのウェブサイトによれば、JR南千歳駅-苫小牧東港フェリーターミナル間の連絡バスがあります。道南バスが運行しているようです。
この連絡バスを利用する場合は新日本海フェリーに連絡が必要なようです。新日本海フェリーのウェブサイトの苫小牧東港のページに以下のように書いてありました。(2022/10/4時点)
新日本海フェリーのウェブサイトより
バス時刻表
NAVITIMEのサイトに南千歳駅-苫小牧東港フェリーターミナル間の道南バスの連絡バスの時刻表が一応ありました。
ただし、このバスは普通の路線バスではなくフェリーの乗船客専用のような雰囲気なので、時刻表を確認するというよりも必ずフェリー会社に電話して確認する必要があるようです。
参考リンク
- 苫小牧東港から南千歳 バス時刻表(航路連絡バス:南千歳-苫小牧東港[新日本海フェリー]) – NAVITIME
- 南千歳から苫小牧東港 バス時刻表(航路連絡バス:南千歳-苫小牧東港[新日本海フェリー]) – NAVITIME
JR浜厚真駅から苫小牧東港フェリーターミナルへ行ける
苫小牧東港フェリーターミナルへJRで行くこともできます。
JR浜厚真駅から苫小牧東港フェリーターミナルまで徒歩で行けます。
冬や夜間の徒歩移動について
私は春の日中にJR浜厚真駅から苫小牧東港まで徒歩で往復したことがありますが、冬も歩ける状態かどうかは分かりません。
北海道では冬の間は徒歩での移動が困難な場所がよくあるので、浜厚真駅と苫小牧東港の間も冬は徒歩での移動が困難な可能性があります。
またウェブの記事に夜間は非常に暗く歩くのが困難と書いてありました。
暗い時間に発着するフェリーを利用する場合は浜厚真駅と東港の間を歩くのは難しいかもしれません。
苫小牧-浜厚真間のJR列車
苫小牧駅から浜厚真駅まで普通列車で20分ちょっとで行けます。
列車本数はだいたい2〜3時間に1本程度です。
浜厚真駅から苫小牧東港フェリーターミナルまで1.6kmほどなので、徒歩で30分もかからずに行けます。
参考リンク
浜厚真駅から苫小牧東港フェリーターミナルまでの道の周辺の様子
参考
〈──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]〉
「北海道の鉄路は全路線の半分に当たる10路線が維持困難として廃線の危機に直面している。国鉄の「分割・民営化」から30年、JR各社では不採算路線の廃止などで、全国的な鉄道網の分断が進行している。鉄道は安全性、定時性、高速性で高く評価され、地域社会の発展に不可欠であるのに、政府の自動車・航空偏重政策の前に危機を迎えている。 本書は、JR北海道の危機的状況にたいして、新自由主義による従来の「分割・民営化」路線の破綻を総括し、「持続可能な社会」の考え方を基本に、鉄道路線の存続・再生、地域経済・社会の再生の道を提起する。」
北の地から日本の歴史を見つめ直す視点で、専門家6人がまとめた北海道史の概説書。高校生以上の読者が理解できるように内容を精選した。2006年刊行の下巻に次ぐ労作。上巻ではアイヌ民族に関する詳述を含め、旧石器時代から箱館開港までを解説した。(出版社による紹介文)
ヒグマの生態の解説の他に、ヒグマと人間社会の関わりについての内容が豊富で、ヒグマと人間の共存のための具体的な方法や北海道における過去の人身事故の事例、猟師や行政機関の職員と事故現場を視察したりヒグマの棲息地を調査したりした様子等々が詳しく多数書かれています。後半ではアイヌ民族とヒグマの関わり方などについても詳しく書かれています。
「行動から人身事故事例まで半世紀の研究成果を集大成 あらゆる動物の行動には必ず目的と理由がある。ヒグマ の生態を正しく知るには、ヒグマ に関するあらゆる事象、生活状態を繰り返し検証することである。ヒグマの実像を知ることができれば、人間とヒグマのトラブルを避ける方策も見出せるし、ヒグマを極力殺さず共存していけると考えられる--」