デジカメ写真を店でプリント

AdobeRGBで撮影した写真を、店でプリントするための色の変換方法

2017年4月16日

 デジカメでAdobeRGBのモードを使って撮影した写真を、店にプリントに出したところ、くすんだ色でプリントされる経験をされた方は多いのではないでしょうか。

 sRGBで撮影すれば解決するとはいえ、念のためより広い色空間であるAdobeRGBで撮影しておきたいという場合もあるでしょう。

 ここでは、AdobeRGBで撮影した写真を店でプリントする前に、正常にプリントされるよう色を変換する方法をご紹介します。

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店の写真プリントサービスはほぼsRGBのデータを前提にしていると思われる

 写真プリントの店の説明を見ると、持ち込む写真のデータの色空間についてはあまり詳しく触れていないことが多いです。
 色空間のことを書くと、逆にお客さんが混乱するからかもしれません。

 受け付けるデータは「Exif-JPEGに対応しています」という感じのことが書かれている場合もあります。

 たまに色空間について書いていることもあります。
 そういうときは、「sRGBにしてください」という内容のことが書いてあったりします。

 それらから考えて、店のプリントサービスは、データの色空間についてはsRGBを前提にしていると思って良さそうです。

中には、AdobeRGB埋め込みのデータでも良いところもあるらしい

 店によっては、sRGBになっていなくても、AdobeRGB埋め込みのデータなどプロファイル埋め込みになっていればsRGBに変換してプリントしてくれるところもあるようです。

 いずれにしても、sRGBで店に渡せば問題ないと思われます。

AdobeRGBで撮影したら、sRGBにプロファイル変換してから店のプリントサービスへ依頼すると良い

 店の写真プリントの色域より広い色域のプリンターなどでデータを使用することを見込んで、念のためAdobeRGBで撮影したい場合もあるでしょう。

 そこで、デジカメではAdobeRGBで撮影します。

 店にプリント依頼するときは、AdobeRGBからsRGBにプロファイル変換してから依頼するとうまくいきます。

店に写真プリントを依頼するためのプロファイル変換の手順

 店にプリント依頼するためのプロファイル変換の手順をご説明します。
 ここではAdobe® Photoshop® Elementsを使用します。

Photoshop Elements

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 Photoshop Elementsのモードを「エキスパート」にしておきます。

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エキスパートにする

 [ 編集 > カラー設定 ]と進み、カラー設定で「画面表示用に最適化」を選び、OKをクリックします。

 「画面表示用」となっていますが心配いりません。作業用カラースペースsRGBに設定されるだけです。

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カラー設定で「画面表示用に最適化」を選ぶ

 AdobeRGBなどsRGB以外のモードでデジカメ撮影した写真のデータを開きます。

 「情報」パネルに、現在開いている画像データのカラープロファイルが表示されています。
 もし「情報」パネルが表示されていなければ、[ ウィンドウ > 情報 ]と進んで「情報」パネルを表示します。

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現在開いているデータのカラープロファイル

 「情報」パネルにカラープロファイル名が表示されていない場合は、「情報」パネルの右上をクリックして「パネルオプション」へ進み、「ドキュメントのプロファイル」にチェックを入れます。

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情報パネルのパネルメニューでドキュメントのプロファイルにチェック

 [ イメージ > カラープロファイル変換 > sRGBプロファイルに変換 ]と進みます。これでsRGBプロファイル変換されます。

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sRGBにプロファイル変換

 [ ファイル > 別名で保存 ]で保存します。店にプリントに出すならJPGが無難です。

 これで、撮影した元データと同じ色のままsRGBに変換されたデータが完成しました。

カラーマネージメント技術は人のためにある

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AdobeRGBの写真をsRGBに変換せずに広色域でプリントする方法

 以上のように、AdobeRGBの写真をsRGBにプロファイル変換することで、一般的な写真プリントサービスに依頼して正常な色でプリントされます。
 ただし、AdobeRGBで写真を仕上げても、sRGBにプロファイル変換することでAdobeRGB色空間より狭いsRGB色空間の写真になり、プリント結果もAdobeRGB色空間より狭い色域の写真になります。

 AdobeRGB色空間で写真を撮影したり現像したなら、AdobeRGBでプリントしたい場合も多いでしょう。

 現在はインクジェットプリンターの性能が上がり銀塩プリントと同等の画質の出力が可能になっているので、広色域のプリンター出力サービスへ依頼することでAdobeRGBの色域をできるだけ維持したプリントが可能です。

写真・グラフィック出力サービス
写真・グラフィック出力サービス

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 以上、AdobeRGBで撮影した写真を店でプリントする前に、正常にプリントされるよう色を変換する方法をご紹介しました。


 

参考記事

プリントサービス

写真編集ソフト

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カラーマネジメントの本

フォトレタッチの本

当事務所について

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平間フォトレタッチ事務所

写真や種々のデータの色の問題など、芸術センスでは解決できない画像の色補正、フォトレタッチ、その他当ブログで扱っているような分野のご相談をお寄せいただけますと幸いです。

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  • 建築物の写真の外壁等を指定色に変更する処理
  • 曇天時に撮影した建築物の写真を晴天時の写真に変更する処理
  • 素材用写真の明るさ調整・レタッチ
  • アイドル・タレント等の写真のレタッチ・切り抜き
  • ファッション誌の写真のレタッチ
  • 結婚写真の明るさ・色補正、レタッチ
  • ウェブ用・印刷物用のプロフィール写真のレタッチ
  • フィルムスキャン後のデータの色調補正等
  • 写真・グラフィックのプリンター出力業務
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