URLが変わりました。 新URL https://www.blog.photoretouch-office.jp/

原稿の色を正確にデータ化したい スキャナーのプロファイル作成方法

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています

 ディスプレイプロファイルは、カラーマネジメントモニターやモニターキャリブレーションツールを使うことで、ほぼ自動的に作成されます。

 しかし、スキャナーのプロファイル作成は少しハードルが高いです。

 ここでは、スキャナー用のカラープロファイルの作成方法をご紹介します。

  1. スキャナー用のカラープロファイルの役目
    1. スキャナーのプロファイルを利用してスキャナーのカラーマネジメントを行う
    2. スキャナー付属のスキャナープロファイルもある
    3. プロファイルを自作することで精度の高いカラーマネジメントが行える
  2. スキャナー用プロファイルの作り方のおおまかな流れ
  3. スキャナープロファイル作成に必要なもの
    1. スキャナープロファイル作成ソフト
    2. カラーターゲット
  4. 反射原稿用スキャナープロファイル作成 具体的な手順の一例
    1. 手順1 ccStudioを起動
    2. 手順2 カラーターゲットのスキャン方法の確認
    3. 手順3 カラーターゲットのスキャン作業
      1. 手順3 スキャン画像の読み込み
    4. 手順4 参照ファイルの選択
    5. 手順5 プロファイルの保存
  5. スキャナープロファイルの適用方法の一例
  6. 精度を高めるにはパッチ数の多いカラーターゲットを使う
  7. 透過原稿用のスキャナープロファイル作成 具体的な手順の一例
    1. 透過原稿のスキャニング用のターゲットを使用して、反射原稿のときと同じように作成する
    2. 透過原稿用のターゲットが手に入りにくい
  8. スキャナープロファイル作成が可能な主な製品の例
  9. 透過原稿はスキャナードライバー任せでスキャニングするのもよい
  10. 注意点 カラーマネジメントの意味
  11. スキャナー用プロファイル作成ソフトとターゲットがセットになったスキャナーもある
    1. EPSON® GT-X980
  12. ツール別の具体的なスキャナープロファイル作成の手順の例
  13. 測色器などの電子機器の廃棄方法 〜小型家電リサイクル法に基づいて〜
スポンサーリンク

スキャナー用のカラープロファイルの役目

スキャナーのプロファイルを利用してスキャナーのカラーマネジメントを行う

 スキャナー用のカラープロファイルを利用すること、スキャニング結果の画像データを、スキャナーで読み取る原稿と同じ色にすることができます。

 色を扱う機器が色を正確に扱えるようにするため、デバイスプロファイルを作って色を補正します。
 例えば、モニターならディスプレイプロファイル、プリンターならプリンタープロファイルを使って色を補正し、正確な色を表示、出力します。

 スキャナーも、スキャナーの色の読み取り方の特性をカラープロファイルとして記録し、色を補正することで正確に色を扱えるようになります。

スキャナー付属のスキャナープロファイルもある

 プリンターにはたいていプリンタープロファイルが付属しており、プリンタードライバーをインストールする時などにプリンタープロファイルもパソコンにコピーされます。

 同じように、スキャナーにも多くの場合スキャナープロファイルが付属しています。

プロファイルを自作することで精度の高いカラーマネジメントが行える

 プリンターもスキャナーも、付属しているプロファイルを使えばある程度カラーマネジメントは行えます。

 しかし、1個1個の機器ごとに少しは色特性が異なり、また日数が経てば色特性は少し変化します。
 そこで、自分でプロファイルを作成することでより精度の高いカラーマネジメントが行えます。

スポンサーリンク

スキャナー用プロファイルの作り方のおおまかな流れ

 スキャナー用プロファイルは次のような手順で作成します。

  1. カラーターゲットをスキャニングする
  2. プロファイル作成ソフトで、スキャニングした画像データの色とターゲットの色を比較して対応を調べ、プロファイルを作成する
スポンサーリンク

スキャナープロファイル作成に必要なもの

 スキャナープロファイルを作成するには、カラーターゲットと、スキャナープロファイル作成ソフトが必要です。

スキャナープロファイル作成ソフト

 スキャナープロファイル作成専用ソフトよりは、モニターやプリンターなどのカラーマネジメントを行えるカラーマネジメントツールの専用ソフトにスキャナープロファイル作成機能も備わっている場合が多いです。

 スキャニングを行うスキャナーソフトにスキャナープロファイル作成機能が備わっているものもあります。

 スキャナープロファイル作成ソフトに、どのような種類のカラーターゲットが使用できるか記載されています。
 対応しているカラーターゲットを使ってスキャナープロファイルを作れます。

カラーターゲット

 「カラーターゲット」は色々な色のパッチが並んで印刷された紙のようなものです。

 並んでいるパッチの色はあらかじめ決めてあり、正確に決めた通りの色になるように作ってあります。
 同じ種類のカラーターゲットなら、どのカラーターゲットも同じ色をしています。

 そのような高い技術力で作られたものです。

 色が変わると使えなくなるので、変色しないよう、明るいところに放置したりしないようにします。

 カラーターゲットだけを購入することもできます。
 一方、スキャナープロファイル作成も可能なカラーマネジメントツールにカラーターゲットが付属している場合もあります。

ターゲットの例

楽天市場 Amazon

楽天市場 Amazon

参考記事

スキャナーのプロファイルを作成できるツールの紹介
紙焼き写真やフィルムをスキャニングするとき、原稿の色を正確に取り込むにはスキャナーのプロファイルが必要です。  スキャナープロファイルを作成できるツールの例をみてみます。 スキャナープロファイルの役割 ディスプレイプロファイルの役割  液晶...
スポンサーリンク

反射原稿用スキャナープロファイル作成 具体的な手順の一例

 例としてCalibrite ColorChecker Studioのソフト「ccStudio」 と、ColorChecker Studioに同梱されているミニサイズのカラーチェッカークラシックを使って、EPSONのスキャナーGT-F740の反射原稿用のスキャナープロファイルを作ってみます。

※「ccStudio」はColorChecker Studio用のソフトですが、以前の機種であるX-Rite i1Studioにも対応しているので、このページの例では実際はi1StudioとccStudioを使っています。

手順1 ccStudioを起動

 ccStudioを起動します。

 ColorChecker StudioをパソコンにUSBでつなぎます。

 そうすると、ソフトがColorChecker Studioのライセンス情報を読み込んで、スキャナープロファイル作成機能が使えるようになります。

手順2 カラーターゲットのスキャン方法の確認

 ColorChecker Studioのイラストのボタンをクリックし、「スキャナ」をクリックします。

ccStudioのホーム画面

ccStudioのホーム画面

 「ターゲットタイプと画像を選択」の画面に、カラーターゲットごとのスキャン解像度に関する説明が載っています。
 自分が使用するカラーターゲットのスキャン方法を確認します。

カラーターゲットごとのスキャン解像度に関する説明

カラーターゲットごとのスキャン解像度に関する説明

 今回使用したいカラーターゲットはColorChecker Studio同梱のミニサイズのカラーチェッカークラシックです。
 ccStudioの画面の説明文に以下のように書かれています。

・スキャンターゲットファイルは8または16 bitで、非圧縮TIFFファイルを使用してください。
・X-Rite カラーチェッカー クラシックおよびカラーチェッカー デジタルSGには解像度の条件がありませんが、150 ppiまたはそれ以上が推奨されています。
・標準サイズ、パスポートサイズ、ミニサイズあるいは、いずれかのX-Riteカラーチェッカー クラシック24パッチが使用可能です。

i1Studioは、ターゲットのクロップマークを自動的に検出します。[オートクロップ] には次の解像度が良好です。
 反射 = 200 ppi

 説明に基づいて、スキャン解像度200ppi、8bit、非圧縮TIFFでスキャンすることにします。

手順3 カラーターゲットのスキャン作業

 カラーターゲットをスキャンします。

 以下ではEPSONのスキャナーソフト「EpsonScan2」でカラーターゲットをスキャンします。

 EpsonScan2で以下のように設定します。

  • モード:フォトモード
  • 原稿種:反射原稿
  • イメージタイプ:24bitカラー(※RGB各8bitで、全体で24bitです)
  • 解像度:200dpi
  • 保存形式:TIFF
EpsonScan2の画面

EpsonScan2の画面

「保存形式」の「詳細設定」に進む

「保存形式」の「詳細設定」に進む

  • 圧縮:非圧縮
  • ICCプロファイルの埋め込み:チェックを外す
TIFFの保存方法の詳細設定

TIFFの保存方法の詳細設定

 スキャンを実行してTIF画像を保存します。

手順3 スキャン画像の読み込み

 再びccStudioのスキャナープロファイル作成に進み、「ターゲットタイプと画像の選択」の画面を表示します。

 「ターゲットタイプ」でスキャンしたカラーターゲットを選択します。
 今回はColorChecker Studio同梱のミニサイズのカラーチェッカークラシックを使用しているので「X-Rite ColorChecker 24」を選択します。

 画像の見込み欄にカラーターゲットのスキャン画像をドラッグするか、「画像をロード」ボタンをクリックして画像を選択して読み込みます。

カラーターゲットタイプを選び、カラーターゲットをスキャンしたTIF画像を読み込み

カラーターゲットタイプを選び、カラーターゲットをスキャンしたTIF画像を読み込み

 自動でパッチの位置が認識されたない場合は、手動でカラーターゲットの四隅を指定してパッチの位置を認識させます。
 正常に認識されると以下のような状態になります。

カラーターゲットが正常に認識された状態

カラーターゲットが正常に認識された状態

 次へ進みます。

手順4 参照ファイルの選択

 「基準ファイルを選択してください。」と書かれた画面が表示されます。

 一般的なカラーターゲットの場合、カラーターゲットに記載されている番号を確認してその番号に対応する基準値ファイルを読み込む作業をします。

 カラーチェッカークラッシック、ミニサイズのカラーチェッカークラシック、カラーチェッカーディジタルSGの場合はカラーターゲットに番号は記載されておらず、自動的に基準ファイルが読み込まれるので、手動で読み込む作業は不要です。

 次へ進みます。

基準値ファイルの読み込みの画面

基準値ファイルの読み込みの画面

手順5 プロファイルの保存

 「標準プロファイルの配備」と書かれた画面が表示されます。

 「ファイル名」の欄にスキャナープロファイルの名前を入力します。
 スキャナーの機種名、反射原稿用か透過原稿用か、日付、などを名前として付けておくと便利です。

 「ICCプロファイルのバージョン」は「バージョン4(既定)」でたいていは問題ありません。
 何か支障がある場合は「バージョン2」にしてみます。

 「プロファイルを保存」をクリックするとスキャナープロファイルがOSのカラープロファイルの保存場所に保存されます。

プロファイルの保存の画面

プロファイルの保存の画面

 以上で完成です。

スポンサーリンク

スキャナープロファイルの適用方法の一例

 スキャナープロファイルによるカラーマネジメントを行ったスキャニングは、以下のように行います。

 まず、スキャナードライバーなどで色の補正を一切せずにスキャニングします。
 例えば、スキャナードライバーの設定で色補正なし、ドライバーによる明るさ、色調整等も一切しない設定にします。

 スキャン結果の画像データをPhotoshopなどで開き、画像データに自分で作成したスキャナープロファイルを指定します。

 この結果、原稿と同じ色のデータが完成します。

参考記事

Photoshopの「プロファイルの指定」の使い方
カラーマネジメントの仕組みに則って画像を扱うには、「プロファイルの指定」という作業は欠かせません。  ここではAdobe® Photoshop®の「プロファイルの指定」の使い方をご紹介します。 「プロファイルの指定」の用途  「プロファイル...
スポンサーリンク

精度を高めるにはパッチ数の多いカラーターゲットを使う

 24パッチのカラーチェッカークラシックを使ってもそれほど高い精度でスキャニングを行うことはできないかもしれません。

 パッチ数が100以上あるカラーチェッカーディジタルSGを使うともう少しカラーマネジメントの精度が上がるかもしれません。

楽天市場 Amazon

スポンサーリンク

透過原稿用のスキャナープロファイル作成 具体的な手順の一例

透過原稿のスキャニング用のターゲットを使用して、反射原稿のときと同じように作成する

 i1Profiler透過原稿のスキャン用のスキャナープロファイル作成ができるようになっています。

 透過原稿のスキャニング用のプロファイル作成は、透過原稿のスキャニング用のターゲットを使用して行います。

 手順はほぼ反射原稿のときと同じです。

透過原稿用のターゲットが手に入りにくい

 しかし、透過原稿用のターゲットがマイナーすぎてどこで売っているかよくわかりません。
 ネットで検索しても、すでに製造終了していたりします。

 たぶん、デジカメの時代になったことで、印刷会社を含めてフィルムのスキャニングを行う機会が極端に少なくなり、スキャナー用のターゲットも需要が少なすぎるためあまり売っていないのではないかと思います。

 LaserSoftImagingのサイトで反射原稿用、透過原稿用ともにカラーターゲットが購入できます。
 X-Rite®のi1ProfilerもLaserSoftImagingのカラーターゲットに対応しています。

透過原稿用のカラーターゲットの入手先

IT8 Targets for scanner calibration for predictable brilliant colors
For accurate true colors! The fully automatic SilverFast color calibration with ISO-compliant IT8 Targets for profession...

 以前は以下のサイトにも透過原稿用のターゲットがありました。

RPimaging - Your Source for Color Matching Products
Shop RPimaging for color management hardware and software such as light booths, spectrophotometers, and RIP programs. RP...
スポンサーリンク

スキャナープロファイル作成が可能な主な製品の例

 スキャナープロファイル作成が可能なツールはColorChecker Studio以外にもいくつかあります。

参考記事

スキャナーのプロファイルを作成できるツールの紹介
紙焼き写真やフィルムをスキャニングするとき、原稿の色を正確に取り込むにはスキャナーのプロファイルが必要です。  スキャナープロファイルを作成できるツールの例をみてみます。 スキャナープロファイルの役割 ディスプレイプロファイルの役割  液晶...
スポンサーリンク

透過原稿はスキャナードライバー任せでスキャニングするのもよい

 よほど撮影の上手な人が撮影したフィルムでない限り、フィルムに焼き付けられたままの写真はまだ仕上がりが不完全な写真です。
 フィルムを店にプリントに出したときに、店の技能者が明るさなどの調整を施して仕上げた上でプリントすることで、完成した仕上がりの写真になります。

 よって、フィルムのスキャンを行う場合も、スキャニング後の画像データにAdobe® Photoshop®などで画像処理を施さないと良い仕上がりの写真にならない場合が多いです。

 以上のことから、写真のフィルムをスキャニングする場合はカラーマネジメントを利用せず、スキャナードライバーの処理にまかせてスキャニングするのもよいでしょう

スポンサーリンク

注意点 カラーマネジメントの意味

 カラーマネジメントによって原稿と同じ色のデータが完成しますので、もし原稿自体の色に不満がある場合は、その不満のある色のままデータができあがることになります。

 カラーマネジメントは良い色を作る技術ではなく、色を変えずに次のデバイスへデータを渡していく技術だからです。

スポンサーリンク

スキャナー用プロファイル作成ソフトとターゲットがセットになったスキャナーもある

 上記では、スキャナーとは別にツールを用意してスキャナー用プロファイルを作成する場合をご紹介しました。

 スキャナーによっては、スキャナー用プロファイル作成ソフトとプロファイル作成用の反射原稿用ターゲット、透過原稿用ターゲットがセットになったものもあります。

 透過原稿用ターゲットを単体で購入しようとするとなかなか売っている場所がみつかりませんが、初めからセットになっているスキャナーなら、透過原稿用のプロファイルも作成できます。

EPSON® GT-X980

 EPSON®GT-X980には、スキャナー用プロファイル作成ソフトと、プロファイル作成用の反射原稿用ターゲット、透過原稿用ターゲットが同梱されているとのことです。

 メーカーのサイトなどを先日見た際は同梱されていると書いてありましたが、詳しくは店の人に確認して下さい。

楽天市場 Amazon

参考リンク

スポンサーリンク

ツール別の具体的なスキャナープロファイル作成の手順の例

 以下の記事でいくつかのスキャナープロファイル作成ツールの具体的な使い方の例をご紹介しています。

参考記事

Calibrite ColorChecker Studioによるスキャナープロファイルの作り方
Calibrite® ColorChecker Studioでスキャナーのプロファイルが作成できます。  ColorChecker Studioでスキャナープロファイルを作る方法の一例をご紹介します。 ColorChecker Studio...
i1 Photo Pro2でスキャナーのカラープロファイルを作成する方法
スキャナーでプリントした写真をスキャニングするとき、カラーマネジメントの理屈に則って作業を行うためには反射原稿用のスキャナー用カラープロファイルを作成します。  i1 Photo Pro2は反射原稿のスキャニング用のスキャナー用カラープロフ...
i1Studioでスキャナーのカラープロファイルを作成する方法
スキャナーでプリントした写真をスキャニングするとき、カラーマネジメントの理屈に則って作業を行うためには反射原稿用のスキャナー用カラープロファイルを作成します。  i1Studioは反射原稿のスキャニング用のスキャナー用カラープロファイルが作...
SilverFast®で色を正確にスキャンする手順の一例(反射原稿の場合)
LaserSoftImagingのスキャナーソフト「SilverFast」は機能が少し異なる複数のグレードの製品がありますが、スキャナー プロファイル作成機能を含んでいる製品もあります。  「SilverFast Ai Studio」にはス...
SilverFast®でポジフィルムを正確な色でスキャニングする方法
スキャナープロファイル作成機能も備えたスキャナーソフトの有名なものに「SilverFast Ai Studio」があります。  「SilverFast Ai Studio」で透過原稿用のスキャナープロファイルを作成することで、ポジフィルムの...
スポンサーリンク

測色器などの電子機器の廃棄方法 〜小型家電リサイクル法に基づいて〜

 電気製品は一定の年数が経てば壊れてしまいます。
 カラーマネジメントツールも測色器などは電子機器なので、一定の年数が経てば壊れてしまいます。

 カラーマネジメントツールの中でも測色器など電子機器が壊れた場合、廃棄方法は気をつける必要があります。

 電子機器はたいてい希少金属が入っているので、単純に「燃やせないゴミ」などに出すとせっかくの希少金属が再利用できなくなります。

 また、引き取ってもらう先を間違えると、国際法の網をくぐって外国へ輸出され、適切に再資源化もされないまま現地で鉛や水銀汚染などが起こり人々が健康被害で苦しむという恐るべき事態が引き起こされます。

参考記事

スキャナーを廃棄・処分する方法 〜小型家電リサイクル法に基づいて〜
電気製品は一定の年数が経てば壊れてしまいます。  スキャナーは電子機器なので、一定の年数が経てば壊れてしまいます。  ここでは壊れたスキャナーの廃棄方法を確認してみます。 はじめに 壊れるまで大切に使い、正しく処理する 地球環境問題は深刻化...
カラーマネジメントツールの廃棄・処分方法 〜小型家電リサイクル法に基づいて〜
電気製品は一定の年数が経てば壊れてしまいます。  カラーマネジメントツールも測色器などは電子機器なので、一定の年数が経てば壊れてしまいます。  カラーマネジメントツールの中でも測色器など電子機器が壊れた場合、廃棄方法は気をつける必要がありま...

 以上、スキャナー用プロファイルの作成方法をご紹介しました。

参考記事

カラープロファイルを使って正確な色でスキャンする方法(Epson Scan使用)
スキャナー用のカラープロファイルを使ってカラーマネジメントを行ない、原稿の色を正確にスキャンすることができます。  この記事では反射原稿用のスキャナープロファイルを作り、スキャナープロファイルを使ってカラーマネジメントをしてプリントした写真...
カラープロファイルを使ってポジフィルムを正確な色でスキャンする方法(Epson Scan 使用)
スキャナーのカラープロファイルを使ってカラーマネジメントを行ない、ポジフィルムを正確な色でスキャンする方法の一例です。 ※このページではEPSONのスキャナー付属のソフト「Epson Scan」を使用します。 スキャナープロファイルを使って...
スキャナープロファイルを使用し紙焼き写真を正確な色でスキャンする方法(Epson Scan 2使用)
プリントした写真などの色を正確にスキャナーで取り込むには、反射原稿用のスキャナープロファイルを使用してスキャンします。  ここではEpson Scan 2を使用し、スキャナープロファイルを使用したカラーマネジメントを利用して紙焼き写真を正確...
i1Studioでスキャナーのカラープロファイルを作成する方法
スキャナーでプリントした写真をスキャニングするとき、カラーマネジメントの理屈に則って作業を行うためには反射原稿用のスキャナー用カラープロファイルを作成します。  i1Studioは反射原稿のスキャニング用のスキャナー用カラープロファイルが作...
i1 Photo Pro2でスキャナーのカラープロファイルを作成する方法
スキャナーでプリントした写真をスキャニングするとき、カラーマネジメントの理屈に則って作業を行うためには反射原稿用のスキャナー用カラープロファイルを作成します。  i1 Photo Pro2は反射原稿のスキャニング用のスキャナー用カラープロフ...
プリントした紙焼き写真を正確な色でスキャンする方法(Epson Scan、スキャナー付属プロファイル使用)
プリントした紙焼き写真をスキャンするとき、スキャナードライバーの自動色補正を使うと原稿の色とスキャン結果の画像データの色は同じにはなりませんが、スキャナー付属のカラープロファイルを使ってスキャニングをすると原稿とある程度同じ色の画像データに...
ネガフィルムやポジフィルムをスキャンしてデータ化する方法(Epson Scan 使用)
フィルムカメラで撮影し、店で現像したフィルムを自分でスキャンしてきれいにデータ化する作業は、プリントした写真をデータ化する作業よりもさらに難しいものです。  ここでは、スキャナードライバーの自動色補正の機能を使ってネガフィルムやポジフィルム...
カラーマネジメント全体の理屈の説明 細かいことは省略して分かりやすく 〜カラーマネジメント入門 第0回〜
デジカメで写真を撮ったり、スキャナーで写真をスキャニングし、モニターで見て、パソコンで操作して、プリンターで印刷する、といった作業を問題なく進めるには、おおまかにでもカラーマネジメントの知識が必要です。ややこしい要素は省略して、カラーマネジメント全体の理屈の雰囲気をおおまかにご説明します。
SilverFast®で色を正確にスキャンする手順の一例(反射原稿の場合)
LaserSoftImagingのスキャナーソフト「SilverFast」は機能が少し異なる複数のグレードの製品がありますが、スキャナー プロファイル作成機能を含んでいる製品もあります。  「SilverFast Ai Studio」にはス...
SilverFast®でポジフィルムを正確な色でスキャニングする方法
スキャナープロファイル作成機能も備えたスキャナーソフトの有名なものに「SilverFast Ai Studio」があります。  「SilverFast Ai Studio」で透過原稿用のスキャナープロファイルを作成することで、ポジフィルムの...