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Macの「プレビュー」で簡単に写真を印刷する方法

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 Macの付属ソフト「プレビュー」で写真を印刷したい場合はよくあるでしょう。
 ここでは「プレビュー」で簡単に写真を印刷する方法をご紹介します。

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「プレビュー」から、それほど自動色調整は必要ないので普通に無難に印刷したいだけの場合

手順1 プレビューで写真を開く

 Macの「プレビュー」で写真のデータを開きます。

データを開く

デジカメで普通撮影した写真のデータならほとんど正常に開ける

 「プレビュー」は画像データの埋め込みプロファイルを解釈して正しく開いてくれます。

 デジカメで撮影したJPGデータはほとんどの場合sRGBかAdobeRGBなどのカラープロファイルが埋め込まれるので、問題なく開けます。

手順2 用紙サイズや向きなどの設定

 用紙をプリンターに縦向きにセットする予定で、写真が横向きの場合、上部の「反時計回りに回転」のボタンをクリックして縦向きに変更しておきます。
(用紙の向きと写真の向きが異なっても、プリンタードライバーの操作などで向きを合わせることはできますが、あらかじめ写真のデータの向きを用紙の向きに合わせて回転しておいた方がややこしくなくて楽です。)

「反時計回りに回転」のボタン

写真の向きを用紙の向きに合わせておくと楽

 メニューから[ファイル>プリント]と進みます。

 印刷設定の画面の「プレビュー」の項目を設定します。
用紙サイズ:」で使用する用紙のサイズを指定します。
用紙サイズに合わせる」「イメージ全体をプリント」あたりに設定すると、写真全体が用紙に収まります。

印刷設定の「プレビュー」の項目を設定

手順3 「カラー・マッチング」に関する設定

 「カラー・マッチング」の設定で、プリンタードライバーによる色管理に相当するものを選びます。
 この例ではEPSON®のプリンターを使用しているので、「EPSON Color Controls」を選んでいます。

「カラー・マッチング」に関する設定

手順4 用紙種類、カラー調整などの設定

 「印刷設定」の項目の設定をします。

「印刷設定」の項目

 「用紙種類:」は用紙の説明書に従って選択します。
 例えば、この例で使用している「EPSON® 写真用紙ライト 薄手光沢」の説明には以下のように書かれています。

印刷設定 ●写真用紙ライト<薄手光沢>に印刷するときはプリンタードライバーで次のように設定してください。
用紙種類:写真用紙ライト(写真用紙ライトがない場合はEPSON写真用紙)

 この説明に従って、「用紙種類:EPSON写真用紙」に設定します。(この例で使用しているEP-4004の用紙種類の設定には「写真用紙ライト」がないため)

 「カラー」は「カラー:カラー」に設定します。

 「カラー調整:」は使用しているプリンターの最も標準的な設定と思われるものにしておきます。
 この例では「カラー調整:EPSON基準色(sRGB)」に設定しておきます。

(※当方が試した限りでは、「EPSON標準色(sRGB)」ではなく「AdobeRGB」などを選んでも、結果にそれほど差はありません。)

 「印刷品質:」は好みのものを選びます。

 双方向印刷をするかしないかは好みで決めます。

手順5 印刷

 「プリント」をクリックして印刷を実行します。

 自分でプリンタープロファイルを選んだわけでなく、プリンター任せで簡単に印刷した割に、一応無難に印刷されます。

印刷結果

元のデータ

 以上で、「プレビュー」から、それほど自動色調整は必要ないので普通に無難に印刷したいだけの場合の印刷は完了です。

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「プレビュー」から、写真にある程度自動調整を施して印刷したい場合

 「プレビューから」、写真をそのままではなく、ある程度明るさや色などに自動調整を施して印刷したい場合は以下のようにします。

手順1 プレビューで写真を開く

 Macの「プレビュー」で写真のデータを開きます。

デジカメで普通撮影した写真のデータならほとんど正常に開ける

 「プレビュー」は画像データの埋め込みプロファイルを解釈して正しく開いてくれます。

 デジカメで撮影したJPGデータはほとんどの場合sRGBかAdobeRGBなどのカラープロファイルが埋め込まれるので、問題なく開けます。

手順2 用紙サイズや向きなどの設定

 用紙をプリンターに縦向きにセットする予定で、写真が横向きの場合、上部の「反時計回りに回転」のボタンをクリックして縦向きに変更しておきます。
(用紙の向きと写真の向きが異なっても、プリンタードライバーの操作などで向きを合わせることはできますが、あらかじめ写真のデータの向きを用紙の向きに合わせて回転しておいた方がややこしくなくて楽です。)

「反時計回りに回転」のボタン

写真の向きを用紙の向きに合わせておくと楽

 メニューから[ファイル>プリント]と進みます。

 印刷設定の画面の「プレビュー」の項目を設定します。
用紙サイズ:」で使用する用紙のサイズを指定します。
用紙サイズに合わせる」「イメージ全体をプリント」あたりに設定すると、写真全体が用紙に収まります。

印刷設定の「プレビュー」の項目を設定

手順3 「カラー・マッチング」に関する設定

 「カラー・マッチング」の設定で、プリンタードライバーによる色管理に相当するものを選びます。
 この例ではEPSON®のプリンターを使用しているので、「EPSON Color Controls」を選んでいます。

「カラー・マッチング」に関する設定

手順4 用紙種類、カラー調整などの設定

 「印刷設定」の項目の設定をします。

「印刷設定」の項目

 「用紙種類:」は用紙の説明書に従って選択します。
 例えば、この例で使用している「EPSON® 写真用紙ライト 薄手光沢」の説明には以下のように書かれています。

印刷設定 ●写真用紙ライト<薄手光沢>に印刷するときはプリンタードライバーで次のように設定してください。
用紙種類:写真用紙ライト(写真用紙ライトがない場合はEPSON写真用紙)

 この説明に従って、「用紙種類:EPSON写真用紙」に設定します。(この例で使用しているEP-4004の用紙種類の設定には「写真用紙ライト」がないため)

 「カラー」は「カラー:カラー」に設定します。

 「カラー調整:」は使用しているプリンターの自動色調整機能を選択します。
 この例ではEPSONのプリンターを使用しているので、EPSONのプリンターに付いている自動調整機能である「オートフォトファイン!EX(Epson Color)」を選択します。

 「カラー詳細設定」のタブをクリックします。

カラー詳細設定のタブ

 「補正モード:」の欄で、印刷する写真に合っていると思える項目を選びます。

「補正モード:」の選択

 「基本設定」のタブをクリックして戻ります。

「基本設定」のタブ

 「印刷品質:」は好みのものを選びます。

 双方向印刷をするかしないかは好みで決めます。

手順5 印刷

 「プリント」をクリックして印刷を実行します。

 プリンタードライバーが自動的に色や明るさを調整して、ある程度無難な仕上がりに印刷されます。

「オートフォトファイン!EX」(標準モード)を使用した印刷結果

「オートフォトファイン!EX」(人物モード)を使用した印刷結果

元の写真のデータ

 以上で、「プレビュー」から、写真をそのままではなく、ある程度明るさや色などに自動調整を施して印刷する作業は完了です。

 以上、「プレビュー」で簡単に写真を印刷する方法をご紹介しました。

参考記事

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