カラーマネジメント対応ソフトの操作 Photoshopの使い方

Photoshopのカラー設定の一例 カラーマネジメントを利用した作業用に

投稿日:2015年9月10日 更新日:

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 カラーマネジメントを利用してAdobe® Photoshop®などを使い作業する場合、カラー設定をどのようにすると良いか、一例をご紹介します。

Photoshopのカラー設定

 Photoshopで写真のレタッチ作業などをするなら、カラー設定は以下のようにすると無難です。

Photoshopのカラー設定

▲Photoshopのカラー設定

作業用スペース

操作 RGB: 自分の作業上のカラースペースなのでAdobeRGBが無難です。

説明 ただし、AdobeRGBで写真を作った後、写真をwebに載せたり人に渡したりする場合はAdobeRGBのままだと支障がある場合があることを頭に入れておく必要があります。

操作 CMYK: 趣味でCMYK変換するなら「Japan Color 2001 Coated」が無難です。

説明ただし、業務でCMYK変換する場合はCMYKデータを出力するデバイスやメディアの種類によってプロファイルを変える必要があります。
 またコート紙の枚葉オフセット印刷用のジャパンカラー用のカラープロファイルも「Japan Color 2001 Coated」以外に現在は日本印刷産業機械工業会が提供しているJapanColor2011 ICCプロファイルがあったりするので、印刷業界で作業する場合は単純に「Japan Color 2001 Coated」にしておけば良いわけではありません。

操作 グレー: 「Dot Gain 15%」が無難です。

説明これはグレースケールのデータを出力するデバイスがデータをどういう濃さで表現するか、に合わせて選びますが、カラーのデータと違って扱いが難しいです。
 趣味での利用ならデータをグレースケールにせずRGBデータでグレーの仕上がりのデータを作った方が分かりやすくでいいのではないでしょうか。

確認 スポット: とりあえず「Dot Gain 15%」が無難です。

説明これはスポットカラーを指定したときに、そのデータを出力するデバイスがデータをどういう濃さで表現するか、に合わせて選びますが、印刷関連業界などの人でないと正確に扱えません。
 そのため詳しくない場合はスポットカラーで色を指定してデータを完成させない方がよいかもしれません。
 スポットカラーで色を指定してプリンターで出力するとたぶん異常な色になり、異常な色と知らず印刷会社に入稿しようものならもっと異常な色校が出てきたりします。
 異常な色でなかったとしてもカラーマネジメントは関係無しで一応プリンターで綺麗に出力できたというだけの可能性が高いです。
 趣味の活動でスポットカラーをどうしても使いたいときは、使ったあと最終的にAdobeRGBなりsRGBなりに変換して仕上げた方が良いでしょう。
 そうすれば通常のカラーマネジメントの知識だけでも扱えます。

カラーマネジメントポリシー

操作 RGB、CMYK、グレー、すべて「埋め込まれたプロファイルを保持」にします。

操作 プロファイルの不一致: 全てチェック外します。

 この設定にしておけば、知らないうちにRGB値が変わる心配はなくなります。
 これで万事OKというわけではありませんが、カラーマネジメントに慣れていない人が作業したとき知らないうちにRGB値が変わってしまうよりは、この設定にしておいた方が良いのではないかと思います。

操作 埋め込みプロファイルなし: チェック外します。

 この設定にしておけば、データを開いた時プロファイルが埋め込まれていれば埋め込みプロファイルで開かれ、埋め込まれていなければプロファイルの表示が「タグのないRGB」と表示されて開かれます。

 カラーマネジメントの仕組みに則った作業をするならこの開き方が最良です。
 複数のデータを開いたあとに、プロファイルが埋め込まれていないデータについてはいずれのプロファイルで作られたデータか推測してプロファイル指定していき、全てのデータが何らかのプロファイルが指定されている状態、すなわち色が確定した状態にし、作業をスタートします。

 この作業の出だしのプロファイルの確定作業で間違うと、その後の作業はかなり失敗します。

変換オプション

操作 変換方式: Adobe(ACE)にします。

操作 マッチング方式: 「相対的な色域を維持」がおすすめです。

(プロファイル変換をするときの変換のされ方です。知覚的より「相対的〜」の方が多くの場合全体に変化が少なくて済みます。ただし、「相対的〜」の方が「知覚的」より彩度が高い部分の変換結果でディテールが失われやすいなどの欠点もあります。趣味の写真レタッチの場合はプロファイル変換をそれほど多用しないので、あまりこだわらなくても大丈夫でしょう。)

当ブログ参考記事

操作 チェックボックスのチェックは全て入れていいです。

以上でPhotoshopのカラー設定は終了です。

 以上、カラーマネジメントを利用してAdobe® Photoshop®などを使い作業する場合、カラー設定をどのようにすると良いか、一例をご紹介しました。

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