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人物のフォトレタッチ〜歯の処理〜 フォトレタッチ入門 第13回

      2018/09/26

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 人物のフォトレタッチの一例をご紹介します。

 この回では歯の処理の方法をご紹介します。




Adobe® Photoshop®で歯の処理

歯を選択

操作 多角形選択ツールなどで歯を選択します。

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歯を選択

操作 選択範囲の境界を、例えば3pxなど少しぼかします。
※選択範囲の境界をぼかす際の適正なpxの数値は、画像データのサイズによって異なります。

歯を白くする

操作 歯を白くしたい場合、調整レイヤー「色相・彩度」をかけ、例えば彩度−50くらいにして歯を白くします。
 彩度の下げ幅は歯の色が自然に見えるように加減します。

 また、彩度を下げただけでは歯に色が付いているように見えてしまう場合が多いため、色相も操作します。
 例えばこの例では−7程度にしておきます。

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「色相・彩度」で歯を白くする

歯の明るさの調整

 彩度を落として歯を白くすると、歯が暗くなります。
 暗くなった歯を元の明るさに戻すため、トーンカーブで歯の明るさを調整します。

操作 先ほどかけた調整レイヤー「色相・彩度」のレイヤーマスクを選択範囲として読み込み、調整レイヤー「トーンカーブ」をかけます。

 カーブのシャドウ側は動かないよう押さえておいて、ハイライト側を動かして歯の明るさを調整します。

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トーンカーブで歯の明るさを調整

その他の歯の処理

 歯茎の色を調整したり、歯の汚れを取るなど、さらに処理をしたい場合は「スタンプツール」や「色相・彩度」「特定色域」など各種の方法を織り交ぜて処理します。

 歯や歯茎をスタンプツールなどで修正する場合、とても不自然になりやすいのでかなり慣れが必要です。

歯の処理の完了

 以上で歯の処理は完了です。

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歯の処理まで完了した状態

 以上、歯の処理の方法をご紹介しました。

当ブログ参考記事

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