カラーマネジメント関連機器

PCモニターでスマホ等モバイル機器の表示を確認する時 必要な機材

投稿日:2017年5月21日 更新日:

 スマホなどのモバイル機器で表示させる写真などを扱うとき、パソコンの画面でスマホの表示を確認したいことがあります。
 そのような場合、必要な機材などでできるだけ安く揃えられるものをご紹介します。

社会的責任を果たしているメーカーの製品を購入する

 電子機器の製造で使用される原料には、深刻な国際問題が関係しています。

 当然ながら、機器を使用する私たちユーザーもそれら国際問題の当事者の一人です。

 そのため、カラーマネジメント関連機器を買う場合は社会的責任を果たしているメーカーの製品を選びましょう。

武装勢力や児童労働と関わりのある原料を使っていないかどうか

 報道によれば、電子機器の製造に必要な鉱物は武装勢力の資金源になっている鉱山で生産されたものもあるということです。

参考ウェブページ

 また、原料の採掘作業において児童労働が行なわれていることも明らかになっています。

参考ウェブページ

 私たちとしては、そういった鉱山で生産された鉱物を使用していない製品を選ぶ必要があります。

 電子機器を購入する場合、紛争や児童労働などに関わりのない鉱物を使用しているかどうかなど、製造メーカーがきちんと管理された道筋で原料を調達しているかどうかを確認すると良いでしょう。

 信頼できる製造会社であれば、ウェブサイト等で原料調達に関する取り組みについて記載があり、会社によっては報告書などが公開されています。
 社会的責任に関する情報を探しても見つからない会社もあります。

参考ウェブページ

製品の廃棄まで丁寧に説明しているかどうか

 電子製品はいずれ壊れます。

 良心的な製造メーカーの場合、ウェブサイトで製品の回収などについて分かりやすく丁寧に説明しています。
 例えばPCリサイクルの仕組みで回収される対象の製品であれば、回収申し込みもウェブサイトから行えるようになっていたりします。

 そのように、機器類の廃棄に至るまで自社製品に責任を持とうとしている良心的なメーカーの製品を選びましょう。

その他 メーカー企業のCSRに関するウェブページを確認する

 環境、人権、その他色々な分野において、メーカー企業が社会的責任を果たしながら生産活動をしているかどうか、ウェブサイトのCSRに関するページを確認しましょう。

 社会的責任を真面目に果たそうとしている企業の製品を選んで、応援しましょう。

モバイル機器の表示をパソコン画面で確認するための、おおまかな流れ

 スマホ等のモバイル機器の表示は、以下のような手順でパソコン画面で確認することができます。

  1. モバイル機器のICCプロファイル作成可能なカラーマネジメントモニターを用意。
  2. モバイル機器のICCプロファイル作成機能に対応した測色器を用意。
  3. モニターキャリブレーションソフトの機能を利用して、モバイル機器の表示を測色。
  4. 測色結果からモバイル機器のICCプロファイルを作成。
  5. Adobe® Photoshop®で写真を開き、モバイル機器のICCプロファイルを指定する。

無線LANを使う場合は子どもや若者のいない場所で作業しましょう

 携帯電話とマイクロ波を照射する機器の使用は、人体への危険性が指摘されています。
 特に子どもや若者は受ける影響がより大きいことが指摘されています。

 欧州評議会議員会議では2011年に、学校の敷地内での携帯電話の使用の規制や有線インターネット接続を優先することなどを含む決議が採択されています。

 フランスでは、保育園などにおける無線機器の使用禁止、小学校においてデジタル教育以外では無線LANの使用不可などを定める法律が制定されているとのことです。

 そういった諸外国の動きから考えても、無線LANを使用せざるをえない作業は子どもの生活エリア以外で行う必要があるでしょう。

参考の本

当ブログ参考記事

必要な機材、ソフト

必要なもの1 モバイル機器のICCプロファイル作成可能なカラーマネジメントディスプレイ

 モバイル機器のICCプロファイル作成機能が使えるカラーマネメントディスプレイを用意します。
 その機能がある製品の中では以下の製品が安いです。

その他の販売店 EIZOダイレクト

その他の販売店 楽天市場

当ブログ参考記事

必要なもの2 キャリブレーションソフトのモバイル機器のICCプロファイル作成機能に対応した測色器

 上記のカラーマネジメントモニター付属の専用キャリブレーションソフトに、モバイル機器のICCプロファイル作成機能があります。
 この機能を使うために、モバイル機器の測色作用に対応した分光タイプの測色器を用意します。
 対応する測色器の中では以下の測色器が安いです。

当ブログ参考記事

 高いですが、測色器i1Pro2も対応しています。
 i1Pro2はi1Photo Pro2などのセットに含まれています。

その他の販売店

必要なもの3 画像編集ソフト Adobe® Photoshop®

 完成したモバイル機器の表示特性を示すICCプロファイルを、写真のデータに指定してスマホの表示を確認できます。
 そのため、画像データのカラープロファイルを操作できる画像編集ソフトを用意します。業界で標準的なPhotoshopが無難です。

 以上、パソコンの画面でスマホの表示を確認するために必要な機材などでできるだけ安く揃えられるものをご紹介しました。

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