カラーマネジメントツールの使い方

スマホで画像の色を正確に見たい モバイルのキャリブレーションの方法

投稿日:2016年10月12日 更新日:

eyecatch_mobile
 パソコンのディスプレイのキャリブレーションは、カラーマネジメントモニターを使用したりディスプレイキャリブレーションツールを使用したりすることで行うことができます。

 一方、スマホ・タブレットなどのモバイル機器のディスプレイはまだそれほどカラーマネジメントに対応しておらず、キャリブレーションをするのも一般的ではありません。

 とは言え、モバイル機器がかなり普及している現在では仕事などでスマホ・タブレットのディスプレイ表示をキャリブレーションしたい方は多いのではないでしょうか。

 ここでは、スマホ・タブレットなどのモバイル機器のディスプレイのキャリブレーションの方法をご紹介します。

X-Rite®のColorTRUEを使ってモバイル機器のキャリブレーションができる

 現在、スマホ・タブレットなどのディスプレイのキャリブレーションを行う場合はX-Rite®のモバイル機器キャリブレーション用ソフトColorTRUEを使うのが有名な方法です。

 スマホ・タブレットにColorTRUEをインストールして使います。

ColorTRUE自体は無料

 ColorTRUEはAppStoreやGooglePlayで無料でダウンロードできます。

キャリブレーションをするには測色器が必要

 ただし、ColorTRUEだけではキャリブレーションはできません。
 キャリブレーションを行うにはColorTRUE対応の測色器が必要です。

ColorTRUE対応の測色器

iOSの機器でColorTRUEを使うときに対応している測色器
Android®の機器でColorTRUEを使うときに対応している測色器

当ブログ参考記事

ColorTRUEによるキャリブレーションのおおまかな流れ

 ColorTRUEによるキャリブレーションのおおまかな流れは以下のとおりです。

  1. パソコンとスマホ・タブレットを同じLANに接続します。
  2. パソコンに測色器を接続すると、LANを通じてスマホ・タブレット内のColorTRUEが測色器を認識します。
  3. スマホ・タブレットのディスプレイに測色用のパッチが表示されるので、スマホ・タブレットのディスプレイに測色器を設置して測色します。
  4. キャリブレーション結果のプロファイルがX-Rite®が用意したCloud上に保存されます。
  5. ColorTRUEのイメージギャラリーで画像を表示すると、Cloud上のプロファイルを使用してキャリブレーションされた状態で表示できます。

無線LANを使う場合は子どもや若者のいない場所で作業しましょう

 携帯電話とマイクロ波を照射する機器の使用は、人体への危険性が指摘されています。
 特に子どもや若者は受ける影響がより大きいことが指摘されています。

 欧州評議会議員会議では2011年に、学校の敷地内での携帯電話の使用の規制や有線インターネット接続を優先することなどを含む決議が採択されています。

 フランスでは、保育園などにおける無線機器の使用禁止、小学校においてデジタル教育以外では無線LANの使用不可などを定める法律が制定されているとのことです。

 そういった諸外国の動きから考えても、無線LANを使用せざるをえない作業は子どもの生活エリア以外で行う必要があるでしょう。

参考の本

当ブログ参考記事

 別途、ColorTRUEを使った具体的なキャリブレーション作業の手順についての記事があります。ご参照ください。

当ブログ参考記事

ColorTRUEで正確な色で画像を表示する手順

 ColorTRUEでキャリブレーションしたスマホ・タブレットに、カラープロファイルを埋め込んだ画像データをパソコンから転送します。

 ColorTRUEのイメージギャラリーで画像データを表示します。

メーカーのウェブサイト内の製品紹介ページ

ColorTRUEが使える実際の製品

 ColorTRUEが使える製品を以下にあげます。

楽天市場 Amazon

楽天市場 Amazon

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 以上、スマホ・タブレットなどのモバイル機器のディスプレイのキャリブレーションの方法をご紹介しました。

当ブログ参考記事

当事務所について

平間フォトレタッチ事務所

写真や種々のデータの色の問題など、芸術センスでは解決できない画像の色補正、フォトレタッチ、その他当ブログで扱っているような分野のご相談をお寄せいただけますと幸いです。

最近の業務の例

  • 商品の色測定、商品写真の色調補正
  • 建築物の写真の明るさ・色補正、歪み補正、人物・電線・電柱・車等の不要物消去、空合成など
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カラーマネジメントの本

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