カラーマネジメント対応ソフトの操作 Lightroomの使い方

LightroomでRAWデータにカメラプロファイルを適用する方法

2021年4月10日

lightroom_cameraprofile06

 写真のデータをパソコン、スマホ、タブレット等で共有して扱えるAdobe® Photoshop® Lightroom®を使っている人は多いでしょう。

 Lightroom ClassicでRAW現像を行うときは当然ながら自分で作ったカメラプロファイルを適用できますが、LightroomでもRAWデータにカメラプロファイルを適用できます。

 ここではLightroomでカメラプロファイルを適用する方法をご紹介します。

ビジネスや創作活動を今後も続けていくための おすすめ
再生可能エネルギーを中心とした電力を供給する電力会社を選ぶときに便利なサイト。

 

自作のカメラプロファイルを適用すると少し作業が楽になる場合が多い

 RAWデータを現像ソフトで開くと、現像ソフトに入っているカメラプロファイルが適用されるなどして、ある程度まともな色で表示されます。
 そこから現像作業を進めても問題はありません。

 しかし、自作のカメラプロファイルを利用すると、実際の被写体の色に近い色を表示させることができ、そこから先の現像作業が楽になる可能性があります。

Lightroomでカメラプロファイルを適用する手順

カメラプロファイルを作る

 X-Rite®のColorCheckerクラシック、ColorCheckerPassportなどを使って、Adobeのソフトで使用できるカメラプロファイルを作れます。

 写真を撮影した場所で、ColorCheckerPassportなどのカラーターゲットもRAWで撮影してきます。

 ColorCheckerの付属ソフトを使ってカラーターゲットを撮影したRAWデータからカメラプロファイルを作成します。

参考記事

blank
X-Rite®のColorCheckerでカメラプロファイルを作成する方法

 X-RiteのColorCheckerでカメラプロファイルを作りカラーマネジメントを行うことで、RAWデータによる撮影後の現像作業を実際の被写体に色に近い状態から始められます。  ColorChec ...

https://omoide-photo.jp/blog/camera-profile-making-by-the-colorchecker/

カラーマネージメント技術は人のためにある

ぜひお読み頂きたい外部サイトの記事
【14】2019/7 高校講話レジュメ例 「命とクルマ、遺された親からのメッセージ」 - 交通死「遺された親」の叫び
【14】2019/7 高校講話レジュメ例 「命とクルマ、遺された親からのメッセージ」 - 交通死「遺された親」の叫び

目次1 1 伝えたいこと2 2 被害の実相2.1 (1)歩行者や自転車の被害は「通り魔殺人」的被害。「事故」ではなく「交通犯罪」2.2 (2)交通被害は死亡事件だけでなく深刻な後遺障害も。重傷は死亡の

blankremember-chihiro.info

ビジネスを今後も続けるための おすすめ

Lightroomにカメラプロファイルを読み込む

 Lightroomで現像したいRAWデータを読み込みます。

 メニューバーの「編集」で現像作業の画面に切り替えます。

現像する画面に切り替える

現像する画面に切り替える

 「すべてのプロファイルを参照」のアイコンをクリックします。

「すべてのプロファイルを参照」のアイコンをクリック

「すべてのプロファイルを参照」のアイコンをクリック

 「プロファイル」の右のマークをクリックし、「プロファイルを読み込み」をクリックします。

「プロファイルを読み込み」をクリック

「プロファイルを読み込み」をクリック

 先ほど作成したカメラプロファイルは拡張子「dcp」のデータとして保存されています。
 私がMacで作った場合は「ライブラリ>Application Support>Adobe>CameraRaw>CameraProfiles」に保存されていました。

 目的のカメラプロファイルを選択し、「読み込み」をクリックします。
 これでLightroomにカメラプロファイルが読み込まれ、RAWデータに適用できる状態になります。

カメラプロファイルを適用する

 Lightoroomの現像作業の画面で、先ほど表示した「すべてのプロファイルを参照」の画面に進みます。

 「アーティスティック」「ビンテージ」などのグループには写真に色々な効果を加えるためのプロファイルが入っています。
 それらの上にある「プロファイル」をクリックすると、読み込んだカメラプロファイルが表示されます。

作成したカメラプロファイル

作成したカメラプロファイル

 作成したカメラプロファイルを選択すると、RAWデータにカメラプロファイルが適用されて色合いが変わります。

初期設定の状態

初期設定の状態

自作のカメラプロファイル適用後

自作のカメラプロファイル適用後

あとは普通に現像作業をする

 カメラプロファイルを適用すると、しないよりは実際の見た目に近くなります。

 しかしカメラプロファイルを適用するだけで良い写真になるわけではないので、カメラプロファイルを適用した状態を出発点として、あとは好みの仕上がりになるように現像作業を行います。

 次の写真は、現地で見た実際の風景にできるだけ近くなるように仕上げた、地味なレタッチの例です。

現地で見た実際の風景にできるだけ近くなるように仕上げた、地味なレタッチの例

現地で見た実際の風景にできるだけ近くなるように仕上げた、地味なレタッチの例

現像前の初期状態

現像前の初期状態

 

無理に自作カメラプロファイルを使わなくても良い

 自作のカメラプロファイルを利用することで作業が楽になったり、好みの写真を仕上げやすくなるなら、自作プロファイルを使うのもよいでしょう。

 一方、現像ソフトには色々なカメラプロファイルが用意されており、自分が撮影したカメラ用のプロファイルもはじめから用意されていたりします。
 そういったカメラプロファイルを適用して十分に好みの色になるなら、無理に自作カメラプロファイルを使わなくても現像ソフトではじめから表示されるカメラプロファイルを利用しても良いでしょう。

 以上、Lightroomでカメラプロファイルを適用する方法でした。


 

参考記事

blank
ColorChecker Passport Photo 2とはカメラのカラーマネジメントを行うツール

 ディスプレイやプリンターはキャリブレーション作業・デバイスプロファイル作成によってカラーマッチングして使います。  デジタルカメラも一種のデバイスプロファイルをつくってキャリブレーションすることがで ...

https://omoide-photo.jp/blog/color-checker-passport-photo-2/

lightroom_size03
Lightroomで画像のサイズ、解像度を変更する方法

 「Adobe® Photoshop® Lightroom」は写真をパソコン、タブレット、スマホなどで共有して、ある程度簡単に扱うためのソフトです。  画像データを扱う場合、画像のサイ ...

https://omoide-photo.jp/blog/lightroom-size/

blank
Lightroomのカラーマネジメントの仕様を確認してみる

 パソコンやスマホで写真を扱うとき、クラウドを利用してPC、タブレット、スマホで写真を同期して扱えるAdobe® Photoshop® Lightroom®を使うケースは多いで ...

https://omoide-photo.jp/blog/lightroom-cms/

カラーマネジメントの本

フォトレタッチの本

当事務所について

blank

平間フォトレタッチ事務所

写真や種々のデータの色の問題など、芸術センスでは解決できない画像の色補正、フォトレタッチ、その他当ブログで扱っているような分野のご相談をお寄せいただけますと幸いです。

最近の業務の例

  • 商品の色測定、商品写真の色調補正
  • 建築物の写真の明るさ・色補正、歪み補正、人物・電線・電柱・車等の不要物消去、空合成など
  • 建築物の写真の外壁等を指定色に変更する処理
  • 曇天時に撮影した建築物の写真を晴天時の写真に変更する処理
  • 素材用写真の明るさ調整・レタッチ
  • アイドル・タレント等の写真のレタッチ・切り抜き
  • ファッション誌の写真のレタッチ
  • 結婚写真の明るさ・色補正、レタッチ
  • ウェブ用・印刷物用のプロフィール写真のレタッチ
  • フィルムスキャン後のデータの色調補正等
  • 写真・グラフィックのプリンター出力業務
      など

関連するコンテンツ

-カラーマネジメント対応ソフトの操作, Lightroomの使い方
-, ,

© 2021 カラーマネジメント実践ブログ 〜フォトレタッチの現場から〜