カラーマネジメント実践ブログ 〜フォトレタッチの現場から〜

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フォトレタッチを含む様々な職業 働くことの意味とは

      2017/01/30

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 今の社会はとても高度に複雑になっていますので、働くことの意味が理解しにくくなっているのではないでしょうか。

 高校生くらいの人たちなら、人のために働く、社会のために働く、自分が生きる金をかせぐために働く、などなど、色々と考えを巡らせていることと思います。

 ここでは、働くことの意味を考えてみます。

分りやすいように、大昔の人々の暮らしと比較して考えてみる

 高度な社会に生きているから分かりにくいので、縄文時代かその前くらいの社会で考えると分かりやすいと思います。

大昔の人たちの集落でもたぶん係に分かれて作業していた

 原始時代の人たちも小さな集落を作って共同生活を送るくらいの時代になれば、服を作る係、魚をとる係、木の実を拾いに行く係など、仕事を分担して、それぞれ作ったりとってきたりしたものを分け合って暮らしていたわけです。
 どの係も欠けてしまうとその集落の生活が成り立たなくなります。

現代社会も大昔と同じく係に分かれて作業している

 今の社会もその延長であり、野菜を作る係、ビルを作る係、LEDを作る係、看護をする係、フォトレタッチの係、掃除の係など、仕事を分担し、それぞれ作ったりとってきたりしたものやサービスを分け合って暮らしているわけです。
 どの係も欠けてしまうと社会が成り立たなくなります。

大昔と現代では違う部分もある

 大昔も今も係に分かれて作業して暮らしています。

 ところが、大昔と今で違う点もあります。

大昔は作ったものを単純に分け合っていたが、今は商品経済で分け合っている

 大昔には、集落の人数も少ないので作ったり採ってきたりしたものを単純に分け合えば済みます。

 一方、現代社会では人も多いしモノやサービスの種類も多すぎて単純に分け合えません。
 そこで、分担して作ったものを分け合うときに商品経済という仕組みを使って分け合っています。

大昔はだいたい同じくらいずつ分け合えたが、今は分け方がかたよる

 大昔には、集落の人数もすくないので、だいたい同じくらいずつ分け合えました。
 大根10本を10人で分けるとき、2人で7本持って行き、7人で3本持っていく、という分け方だと明らさまにかたよっているので、だいたい1人1本くらいで分けましょう、ということになります。

 一方、現代社会では人も多いしモノやサービスの種類も多いので、単純に成り行きに任せて分けるととてもかたよってしまいます。10本の大根を10人で分けるとき、2人で7本持って行き、7人で3本持っていく、という分け方になりがちです。

 けれども、現代社会は人も多いしモノやサービスの種類も多くて複雑なので、分け方がかたよってしまっていてもパッと見ると分りにくいこともあります。

自分を含めた社会全体のために自分が担当している係の作業をする、というのが働くことの意味

 というわけで、何の職業かにかかわらず、自分を含めた社会全体のために自分が担当している係の作業をする、というのが働くことの意味ということになるでしょう。
 隣の人の働きがないと社会が成り立たなくて自分も暮らせませんし、自分の働きもないと社会が成り立たなくて隣の人も暮らせなくなります。

 縄文時代にも病気で働けない人は家で寝ていて、他の人がとってきた食料を分け合って暮らしていたそうなので、今の私たちも体が弱くて働けなければ家で過ごしてもらって他の働ける人とともに食料などを分け合って暮らすということになります。
 体が弱かろうが強かろうがすべてお互い様であり、物々交換は何かと不便なので間にお金を介在させているだけです。

 この辺りを整理して理解するのに以下の書籍が最適ですので、おすすめします。

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