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GIMPで本来の意味での解像度を調べる方法 画像データの解像度の調べ方

      2018/11/07

 デジカメ写真やスキャン画像などの画像データの解像度がどのくらいなのか、知りたい場合があると思います。

 しかし、画像データのプロパティーで解像度を確認できても、どうも自分が今知りたいと思っていることは何か違うような気がすることが多いのではないでしょうか。

 ここでは、画像データの解像度について、単純にプロパティーに表示されているdpiなどの数値ではなく、本質的な意味での解像度の調べ方をご紹介します。




画像データに設定されている解像度の調べ方

 画像データには解像度の情報が含まれています。
 これは、Windowsのプロパティなどで画像データの基本的な情報を確認すると分かります。

 ただし、写真のデータをプリンターで出力したり、他のソフトに貼り付けたりする場合、この解像度に関わらず、実際の解像度は状況次第で変わります。

 そのため、画像データを扱い慣れていない場合は、この解像度の情報を見ても頭がこんがらがるだけであまり意味がありません。

GIMPを使用した解像度の調べ方の手順

 画像データの解像度は、Adobe® Photoshop®やGIMPなどの画像編集ソフトを使って確認すると分かりやすいです。
 ここではGIMPを使用した解像度の調べ方の手順をご説明します。

操作まず、解像度を調べたい画像データを開きます。

操作[ 画像 > 印刷サイズ ]と進みます。

fig_isgimp01

画像印刷解像度の設定の画面

操作鎖のマークを繋がった状態にしておきます。

fig_isgimp02

鎖のマークを繋がったままにしておく

ある寸法で出力するときどのくらい解像度になるか調べる方法

操作幅、高さのどちらかに、プリンターなどで最終的に出力するときの寸法を入力します。

fig_isgimp03

最終的に出力するときの寸法を入力

 その結果、入力した寸法で出力する場合の解像度が表示されます。
 ※「ピクセル/in」はdpiと同じと考えていいです。

fig_isgimp04

知りたかった解像度が分かる

 この解像度が小さければ粗くしか出力できませんし、大きければ精細に出力できます。

ある解像度で出力したい場合、どのくらいの寸法で出力できるかを調べる方法

 今度は逆に、ある解像度で出力したい場合、どのくらいの寸法で出力できるかを調べる方法をみてみましょう。

操作解像度の欄に、希望する出力解像度を入力します。
例えば、印刷会社から「350dpiのデータにして下さい」と言われているな350と入れたり、自宅のプリンターで出力するなら200dpiあれば足りるので200と入れたり、します。

fig_isgimp05

必要な解像度を入力

 その結果、寸法の欄にその解像度で出力したときの寸法が表示されます。(単位はmmなど希望のものを選びます。)

fig_isgimp06

出力結果の寸法が分かる

 これで、手元の画像データは解像度●●dpiで出力すると■■mmのサイズになる、ということが分かりました。

WEBで使う画像は解像度はあまり考えなくてよい

 WEB上にある画像データをウェブブラウザなどで表示する場合、画像データに設定されている解像度の情報は無視されて、ディスプレイの設定の解像度で表示されます。
 そのため、WEB上で使う画像データは解像度を気にしてもあまり意味がない場合が多いです。

パソコン画面で見るだけの目的の画像データも解像度をあまり考えなくてよい

 WEBではなく自分のパソコンの画面などで画像データを見る場合も、画面上で見やすいサイズに拡大縮小して見ることになるので、解像度を気にしてもあまり意味がない場合が多いです。

 以上、画像データの解像度について、単純にプロパティーに表示されているdpiなどの数値ではなく、本質的な意味での解像度の調べ方をご紹介しました。

当ブログ内の参考記事

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GIMPの本

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