カラーマネジメント関連機器

写真向けカラーマネジメントツールi1 Photo Pro 2はどのようなツールか

投稿日:2017年5月28日 更新日:

【国内正規代理店品】X-rite エックスライト キャリブレーションツール i1Photo Pro 2 アイワン・フォトプロ2 KHG1406

 写真を扱う作業向けのカラーマネジメントツールにX−Rite®「i1Photo Pro 2」があります。

 ここでは、「i1Photo Pro 2」はどういうツールかご紹介します。

「i1Photo Pro 2」はRGBデータを扱うための機能が一通り揃っているツール

 「i1Photo Pro 2」には、RGBデータを扱う時に必要になる機能が一通り揃っています。

 主な機能は以下のようなものです。

  • インクジェットプリンターなどのRGBプリンターのプロファイル作成機能
  • カメラプロファイル作成など、カメラのカラーマネジメントの機能
  • パソコンのディスプレイのキャリブレーション機能
  • スマホなどモバイル機器の画面をキャリブレーションする機能
  • プロジェクターのプロファイルを作成する機能
  • スキャナーのプロファイルを作成する機能

 オフセット印刷など、CMYKの出力機器を扱う場合でなければ、カラーマネジメントの作業のほとんどができます。

i1Photo Pro 2

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「i1Photo Pro 2」の各機能

インクジェットプリンターなどRGBプリンターのプロファイル作成

 RGBプリンターのプロファイル作成ができます。

 普通のインクジェットプリンターはほとんどRGBプリンターです。

 テストチャートのパッチ数も自由に決めることができ、「ColorMunki Photo」より多いパッチ数でプロファイル作成が行えるので、高い精度のプリンタープロファイルが作成できます。

CMYKプリンターのプロファイルは作成できない

 一方、CMYKプリンターのプロファイル作成はできません。

 オフセット印刷や、CMYKの版を作って出力するレーザープリンター、LEDプリンターなどはCMYKプリンターです。

カメラプロファイル作成

 「i1Photo Pro 2」には「ColorChecker Passport」より少し小さいミニサイズのカラーターゲット「ColorChecker Classic」が付属しています。
 パッチの並びなどは「ColorChecker Passport」や標準サイズの「ColorChecker Classic」と同じです。

 カメラプロファイル作成ソフトも付属しています。

 Adobe® Photoshop®Adobe® Photoshop® ElementsAdobe® Lightroom®のいずれかがあれば、このミニサイズのカラーターゲットをカメラで撮影してカメラプロファイルを作成できます。

 できたカメラプロファイルは、Adobe® Photoshop®、Adobe® Photoshop® Elements、Adobe® Lightroom®で使えます。

パソコンのディスプレイのキャリブレーション

 パソコンのディスプレイのソフトウェアキャリブレーションができます。

「ColorNagigator6」の測色計としても使える

 分光測色計i1Pro2は、EIZO®のカラーマネジメントモニター付属のキャリブレーションソフト「ColorNagigator6」に対応しています。

 よって、もしEIZO®のカラーマネジメントモニターを使用していれば、i1Pro2を測色計として使うことでよりレベルの高いキャリブレーションが行えるようになります。

スマホなどのモバイル機器のキャリブレーション

 i1Pro2は、X−Riteが提供しているモバイル機器のカラーマネジメントソフト「ColorTRUE」に対応しています。

 スマホ等に「ColorTRUE」をインストールして、i1Pro2で画面表示を測色することで、スマホ等で「ColorTRUE」を使って画像を正確な色で表示できるようになります。

当ブログ参考記事

プロジェクターのプロファイル作成

 プロジェクターのプロファイルを作成できます。
 これにより、プロジェクターによる表示もキャリブレーションすることができます。

スキャナーのプロファイル作成

 ミニサイズのカラーターゲット「ColorChecker Classic」を使って、反射原稿用のスキャナーのプロファイルを作成することができます。

 ただし、私の経験上、24パッチの「ColorChecker Classic」を使ってスキャナープロファイルを作成しても、あまり精度の高いカラーマネジメントはできません。

 より精度の高い反射原稿用のスキャナープロファイルを作成するには、別売りの「ColorChecker Digital SG」が必要かもしれません。

当ブログ参考記事

その他の便利な利用方法

物体の色を測定する

 プリンタープロファイル作成関連の機能を使って、物体の色を測定することができます。

 カラーパッチ1個をピンポイントで測定することができます。
 この機能を使って物体を測定し、測定結果を見ることで物体の色をL*a*b*等で知ることができます。

照度(lx)などを測定する

 i1Pro2には環境光などを測る機能もあります。

 これにより、照度(lx)などを測ることもできます。

インクジェットプリンター出力周辺の精度の高い色管理に必要なツール

 以上のように、「i1Photo Pro 2」はインクジェットプリンター出力周辺の精度の高い色管理に必要なツールです。

 一方、カメラ撮影周辺だけ、モニターキャリブレーションだけ、等であれば別のツールでも間に合います。

 また、オフセット印刷やレーザープリンターなどCMYKの版による出力を行う機器の場合は、CMYKプリンターに対応した「i1Publish Pro 2」などが必要になります。

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 以上、「i1Photo Pro 2」はどういうツールかご紹介しました。

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