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FUJIFILM「大伸ばしプリント」 プロファイルはどうするべきか

2020年9月11日

 富士フイルムの銀塩プリントのサービス「大伸ばしプリント」で大きいサイズのプリントができます。

 一般向けのカメラや現像ソフト、写真編集ソフトでもカラープロファイルが色々選べるようになっているため、「大伸ばしプリント」に依頼する写真のデータのプロファイルはどのようにするべきか迷う人も多いでしょう。

 富士フイルムの「大伸ばしプリント」に依頼するとき、画像データのプロファイルをどのようにするとよいかみてみます。

富士フィルム「大伸ばしプリント」

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富士フイルム「大伸ばしプリント」の内容

「大伸ばしプリント」は銀塩プリントのサービス

 「大伸ばしプリント」は銀塩プリントのサービスです。

 インクジェット、電子写真とも異なる、現像液を使って印画紙に絵柄を再現するプリントサービスです。

富士フィルム「大伸ばしプリント」

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大きいサイズで写真をプリントできる

 2L(127×178mm)〜全紙(457×560mm)という大きいサイズで写真のプリントができます。

自動色補正を行える

 注文画面で、自動色補正の有無を選択できます。
 自動色補正を選択すると、富士フイルムの業務用のソフトで自動色補正が行われた上でプリントされます。

印画紙の選択肢が3種類ほどある

 基本の印画紙は光沢の印画紙です。

 この他に、別料金のオプションで超光沢かマット調の印画紙が選択できます。

「プレミアムプリント」との違い

 「大伸ばしプリント」と似ているサービスに「プレミアムプリント」があります。

 「プレミアムプリント」は、「大伸ばしプリント」よりも印画紙の選択肢が多いなど、より複雑な依頼ができます。

 例えば、自動色補正ではなく手動による写真調整を依頼できます。
 写真の中の範囲と調整内容を指定して写真の調整を行ってもらうこともできます。
 プリントの他に、裏打ちなどの後加工をオプションで依頼できます。

 そのような様々な依頼が可能です。

富士フイルム「プレミアムプリント」

富士フイルム「大伸ばしプリント」のサービス案内を確認してみる

 「大伸ばしプリント」のウェブサイトで、依頼する写真の画像データのプロファイルについて説明されているかみてみました。

 データのサイズなど、いくつか説明がありましたが、カラープロファイルについての細かい説明は見つけられませんでした。

 画像データの色空間などについて説明を載せると、注文する人がかえって混乱してしまうからかもしれません。

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ネット注文で画像をアップロードしてみた結果

 「大伸ばしプリント」のネット注文の画面から、画像をアップロードしてみました。

 「大伸ばしプリント」をネットから注文する際の画像のアップロード画面にも、カラープロファイルに関する注意書きなどは見当たりませんでした。

sRGBの画像データをアップしてみる

 以下のsRGBの画像データをアップロードしてみます。
 sRGBで完成させ、sRGBカラープロファイルを埋め込んで保存した画像データです。

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アップしてみるsRGBの写真

 おそらくsRGBの画像データがsRGB画像として扱われているものと思われます。
 ほぼ同じ色で問題なくアップロードできました。

sRGBの画像データ(プロファイル埋め込みなし)をアップしてみる

 以下のsRGBの画像データをアップロードしてみます。
 sRGBで完成させ、カラープロファイルを埋め込まずにに保存した画像データです。

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アップしてみるsRGB(プロファイル埋め込みなし)の写真

 おそらくsRGBで作成され埋め込みプロファイルのない画像データがsRGB画像として扱われているものと思われます。
 ほぼ正常な色で問題なくアップロードできました。

AdobeRGBの画像データをアップしてみる

 以下のAdobeRGBの画像データをアップロードしてみます。
 AdobeRGBで完成させ、カラープロファイルを埋め込んで保存した画像データです。

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アップしてみるAdobeRGBの写真

 AdobeRGBの画像データにsRGBを指定した以下の写真と似たような色になってしまいました。

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AdobeRGBの写真にsRGBを指定した状態

 おそらく、AdobeRGBの画像データの埋め込みプロファイルは無視され、sRGB画像として扱われた結果だと思われます。

 

「大伸ばしプリント」に依頼するときの写真のデータのプロファイル

sRGBにしておけば問題ない

 店のサービスに依頼するデータはsRGBで作ればまず問題ないでしょう。

 デジカメで撮影するなら、カメラの色空間をsRGBに設定しておけば、撮影した写真のデータはsRGBのデータになります。

 現像ソフトで現像するなら、画像データの書き出し時の色空間をsRGBに設定すると、sRGBのデータになります。

 AdobeRGBのデータがあるなら、sRGBにプロファイル変換して保存すると、sRGBのデータになります。

参考記事

 

AdobeRGBの写真をsRGBに変換せずに広色域でプリントする方法

 以上のように、sRGBプロファイルのデータで依頼すると、一般的な写真プリントサービスで正常な色でプリントされます。
 ただし、AdobeRGBで写真を仕上げても、sRGBにプロファイル変換することでAdobeRGB色空間より狭いsRGB色空間の写真になり、プリント結果もAdobeRGB色空間より狭い色域の写真になります。

 AdobeRGB色空間で写真を撮影したり現像したなら、AdobeRGBでプリントしたい場合も多いでしょう。

 現在はインクジェットプリンターの性能が上がり銀塩プリントと同等の画質の出力が可能になっているので、広色域のプリンター出力サービスへ依頼することでAdobeRGBの色域をできるだけ維持したプリントが可能です。

写真・グラフィック出力サービス

 当事務所で写真の広色域プリンター出力を行なっています。

写真・グラフィック出力サービス
写真・グラフィック出力サービス

blankomoide-photo.jp

 以上、富士フイルムの「大伸ばしプリント」に依頼するとき、画像データのプロファイルをどのようにするとよいかみてみました。


 

富士フイルム「大伸ばしプリント」

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カラーマネジメントの本

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当事務所について

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写真や種々のデータの色の問題など、芸術センスでは解決できない画像の色補正、フォトレタッチ、その他当ブログで扱っているような分野のご相談をお寄せいただけますと幸いです。

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  • 商品の色測定、商品写真の色調補正
  • 建築物の写真の明るさ・色補正、歪み補正、人物・電線・電柱・車等の不要物消去、空合成など
  • 建築物の写真の外壁等を指定色に変更する処理
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  • 素材用写真の明るさ調整・レタッチ
  • アイドル・タレント等の写真のレタッチ・切り抜き
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