デジカメ写真を自分で修正

FUJIFILM「デジカメプリントマット」 プロファイルはどうするべきか

2020年9月12日

 つや消しの印画紙を使用した富士フイルムのデジカメプリントサービス「デジカメプリントマット」というものがあります。

 現在は一般向けのカメラや現像ソフト、写真編集ソフトでもカラープロファイルが色々選べるようになっているため、「デジカメマットプリント」に依頼する写真のデータのプロファイルはどのようにするべきか迷う人も多いでしょう。

 富士フイルムの「デジカメプリントマット」に依頼するとき、画像データのプロファイルをどのようにするとよいかみてみます。

富士フィルム「デジカメプリントマット」

blankblank

ビジネスや創作活動を今後も続けていくための おすすめ
再生可能エネルギーを中心とした電力を供給する電力会社を選ぶときに便利なサイト。

 

富士フイルム「デジカメプリントマット」の内容

 「デジカメプリントマット」はつや消しのマット調の印画紙を使用したデジカメプリントサービスです。

富士フィルム「デジカメプリントマット」

blankblank

Lサイズ限定のサービス

 デジカメプリントマットはLサイズ(89×127mm)限定のサービスということです。

 ただし、ネット注文の画面のプリントサイズの選択画面に進むと、Lサイズ(89×127mm)の他に、はがき(KG)(102×152mm)ましかく89mm(89×89mm)の選択肢も出てきました。

自動色補正を行える

 注文画面で、自動色補正の有無を選択できます
 自動色補正を選択すると、富士フイルムの業務用のソフトで自動色補正が行われた上でプリントされます。

印画紙はマット調

 つや消しのマット調の印画紙が使用されます。

枠やスタンプで飾れる

 飾りの枠を付けたり、ハートやその他色々なスタンプを押したりして、遊びを加えられます。

富士フイルム「デジカメプリントマット」のサービス案内を確認してみる

 「デジカメプリントマット」のウェブページで、依頼する写真の画像データのプロファイルについて説明されているかみてみました。

 データのサイズなど、いくつか説明がありましたが、カラープロファイルについての細かい説明は見つけられませんでした。

 画像データの色空間などについて説明を載せると、注文する人がかえって混乱してしまうからかもしれません。

カラーマネージメント技術は人のためにある

ぜひお読み頂きたい外部サイトの記事
【14】2019/7 高校講話レジュメ例 「命とクルマ、遺された親からのメッセージ」 - 交通死「遺された親」の叫び
【14】2019/7 高校講話レジュメ例 「命とクルマ、遺された親からのメッセージ」 - 交通死「遺された親」の叫び

目次1 1 伝えたいこと2 2 被害の実相2.1 (1)歩行者や自転車の被害は「通り魔殺人」的被害。「事故」ではなく「交通犯罪」2.2 (2)交通被害は死亡事件だけでなく深刻な後遺障害も。重傷は死亡の

blankremember-chihiro.info

ビジネスを今後も続けるための おすすめ

ネット注文で画像をアップロードしてみた結果

 「デジカメプリントマット」のネット注文の画面から、画像をアップロードしてみました。

 「デジカメプリントマット」をネットから注文する際の画像のアップロード画面にも、カラープロファイルに関する注意書きなどは見当たりませんでした。

sRGBの画像データをアップしてみる

 以下のsRGBの画像データをアップロードしてみます。
 sRGBで完成させ、sRGBカラープロファイルを埋め込んで保存した画像データです。

blank

アップしてみるsRGBの写真

 おそらくsRGBの画像データがsRGB画像として扱われているものと思われます。
 ほぼ同じ色で問題なくアップロードできました。

sRGBの画像データ(プロファイル埋め込みなし)をアップしてみる

 以下のsRGBの画像データをアップロードしてみます。
 sRGBで完成させ、カラープロファイルを埋め込まずにに保存した画像データです。

blank

アップしてみるsRGB(プロファイル埋め込みなし)の写真

 おそらくsRGBで作成され埋め込みプロファイルのない画像データがsRGB画像として扱われているものと思われます。
 ほぼ正常な色で問題なくアップロードできました。

AdobeRGBの画像データをアップしてみる

 以下のAdobeRGBの画像データをアップロードしてみます。
 AdobeRGBで完成させ、カラープロファイルを埋め込んで保存した画像データです。

blank

アップしてみるAdobeRGBの写真

 AdobeRGBの画像データにsRGBを指定した以下の写真と似たような色になってしまいました。

blank

AdobeRGBの写真にsRGBを指定した状態

 おそらく、AdobeRGBの画像データの埋め込みプロファイルは無視され、sRGB画像として扱われた結果だと思われます。

 

「デジカメプリントマット」に依頼するときの写真のデータのプロファイル

sRGBにしておけば問題ない

 店のサービスに依頼するデータはsRGBで作ればまず問題ないでしょう。

 デジカメで撮影するなら、カメラの色空間をsRGBに設定しておけば、撮影した写真のデータはsRGBのデータになります。

 現像ソフトで現像するなら、画像データの書き出し時の色空間をsRGBに設定すると、sRGBのデータになります。

 AdobeRGBのデータがあるなら、sRGBにプロファイル変換して保存すると、sRGBのデータになります。

参考記事

「色補正あり」を選択する場合でもsRGBのデータにしておいた方が無難

 「デジカメプリントマット」では「色補正あり」でプリントを依頼できます。

 「色補正あり」で依頼する場合、sRGB以外の色空間で作成された画像をアップして色が変わったとしても、そこから色補正が施されてきれいに調整されるので、sRGBのデータでもそれ以外の色空間で作成したデータでも問題ないのではないか、と思うかもしれません。

 確かに、例えばAdobeRGBのデータをアップして色が変わっても、自動色補正がかかることで少し見栄え良く調整されるでしょう。
 しかし、やはり色がおかしくなった状態から自動色補正がかかるのと、正常な状態から自動色補正がかかるのでは、たいてい正常な状態から自動色補正をかけた方がより品質は高くなるでしょう。

 ですので、プリントを依頼するときはsRGBのデータで依頼するに越したことはないでしょう。

 以上、富士フイルムの「デジカメプリントマット」に依頼するとき、画像データのプロファイルをどのようにするとよいかみてみました。


 

富士フイルム「デジカメプリントマット」

blankblank

フォトレタッチの本

当事務所について

blank

平間フォトレタッチ事務所

写真や種々のデータの色の問題など、芸術センスでは解決できない画像の色補正、フォトレタッチ、その他当ブログで扱っているような分野のご相談をお寄せいただけますと幸いです。

最近の業務の例

  • 商品の色測定、商品写真の色調補正
  • 建築物の写真の明るさ・色補正、歪み補正、人物・電線・電柱・車等の不要物消去、空合成など
  • 建築物の写真の外壁等を指定色に変更する処理
  • 曇天時に撮影した建築物の写真を晴天時の写真に変更する処理
  • 素材用写真の明るさ調整・レタッチ
  • アイドル・タレント等の写真のレタッチ・切り抜き
  • ファッション誌の写真のレタッチ
  • 結婚写真の明るさ・色補正、レタッチ
  • ウェブ用・印刷物用のプロフィール写真のレタッチ
  • フィルムスキャン後のデータの色調補正等
  • 写真・グラフィックのプリンター出力業務
      など

関連するコンテンツ

-デジカメ写真を自分で修正
-, , , , ,

© 2021 カラーマネジメント実践ブログ 〜フォトレタッチの現場から〜