写真のスキャニング・データ化

大量の写真フィルムのスキャン スキャニングサービスの利用が現実的

投稿日:2017年4月25日 更新日:

 家にある、フィルムカメラで撮影した大量のフィルムをスキャナーでスキャニングしデジタル化したい方は多いのではないでしょうか。

 家庭のスキャナーである程度の画質でスキャンすることは可能ですが、かなり時間がかかるため、社会人が働きながら行うのは非現実的です。

 ここでは、写真フィルムのスキャニングサービスの内容などをご紹介します。

写真フィルムのスキャンサービスにはどのようなものがあるか

スキャン解像度・画像サイズについて

 スキャン解像度は出来上がる画像サイズに関係しますが、スキャン解像度を示しているサービスもあれば、仕上がり画像サイズを示しているサービスもあります。

画像サイズで示しているスキャニングサービス

 画像サイズ300万画素というスキャンサービスがあります。
 300万画素の画像データは、店のプリントサービスや家庭のインクジェットプリンターで、およそ2L判くらいで出力できるサイズです。(300dpiで出力する場合)

 画像サイズ1000万画素というコースもあります。
 1000万画素の画像データは、店のプリントサービスや家庭のインクジェットプリンターで、A4判よりもう少し大きいサイズで出力できるサイズです。(300dpiで出力する場合)

スキャン解像度で示しているスキャニングサービス

 スキャン解像度1200dpiというプリント写真のスキャンサービスが多いです。
 普通の35mmフィルムを1200dpiでスキャンした場合、店のプリントサービスや家のインクジェットプリンターでL判サイズで出力するのに十分なサイズの画像データになります。

 スキャン解像度2400dpiというコースもあります。
 普通の35mmフィルムを2400dpiでスキャンした場合、店のプリントサービスや家のインクジェットプリンターでA4判に近いサイズで出力できるサイズの画像データになります。

スキャン解像度はスキャニングするときの解像度

 スキャン解像度は写真をスキャニングするときの解像度です。
 大きいスキャン解像度でスキャニングした方が大きい画像データを作れます。

 スキャン解像度が高い・仕上がり画像データが大きい方がスキャニングに時間がかかるので、スキャン解像度が高い・仕上がり画像データが大きい方が料金も高いことが多いです。

スキャニング時の色補正について

 写真フィルムのスキャニングサービスなら、たいていは色補正がセットになっていると思われます。

 フィルムの状態の写真は多くの場合まだ途中の姿で、通常はその後ある程度の補正を施して好ましい写真に仕上げた上でプリントするものです。

 ネガフィルムをスキャンするとき、スキャンしっぱなしのデータでは正常な色をしていないので、最低限の色補正は必ず必要になります。

スキャンするフィルムのコマの選択など

 フィルムは多くの場合6コマくらい並んだスリーブの状態になっています。

 写真フィルムのスキャンサービスでは、フィルム1本分全てスキャンするコースや、コマを選択してスキャンするコースなどが用意されています。

 機械的に一本分全てスキャンしていった方が効率的に作業できるので、1本分全コマスキャニングするコースの方が単価が安い場合が多いです。

画像データの保存メディア、保存のされ方など

画像データの保存メディア

 保存メディアDVDのみのサービスや、SDカードなどを選択できるサービスもあります。

画像データの保存のされ方

 1コマの写真を1個の画像データにしてメディアに保存するというのが一般的です。

 DVDは、パソコン用のDVDで、パソコンで画像データを見られます。

 DVDプレーヤーで再生出来るスライドショーのDVDに仕上げるサービスもあります。

おすすめの写真フィルムのスキャニングサービスの仕様

 家で自分で写真フィルムをスキャニングするのは大変時間がかかるので、写真フィルムのスキャニングサービスに依頼する場合、以下のような内容のサービスに依頼するのが無難です。

仕上がり画像データのサイズは300万画素あれば十分(スキャン解像度なら1200dpiあれば十分)

 仕上がり画像データのサイズは300万画素あれば十分です。

 300万画素の画像データが得られれば、家のインクジェットプリンターで2L判写真用紙に印刷できます。
 また、店に2L判でプリント依頼できます。
 パソコンの画面いっぱいに表示することもできます。

 家庭の写真の90%以上はおそらくL判くらいでプリントしていると思います。
 よって2L判の出力に十分な画像データである300画素のデータが得られれば90%は間に合います。

もっと大きい画像データが欲しくなった場合

 ほとんどの写真は2L判で印刷したりできれば十分だとしても、たまに2L判以上で大きくプリンターで印刷したり店でプリントしたりしたい写真が出てくるでしょう。

 その場合は、フィルムスキャン機能があるスキャナーをお持ちなら、家庭のスキャナーで高解像度でスキャニングしてデータ化すれば問題ありません。
 数が少なければ自分でスキャニングできる方が多いのではないでしょうか。

 フィルムのスキャニングができるスキャナーがなければ、高解像度スキャンが必要になったフィルムだけ改めて高解像度スキャンを依頼すると良いと思います。

当ブログ参考記事

フィルムのスキャニング後の色補正は必要

 自分でフィルムをスキャニングした場合、スキャン後のデータは、スキャニングしただけかまたはスキャナードライバーが自動で色補正した状態です。

 良い品質の写真にするためには、さらに色補正が必要です。

 店にスキャニングを依頼した場合、スキャニング後に自動処理等で色補正が行われることが多いです。

当事務所のフォトレタッチサービス

 重要な用途のポートレート写真など、ご自分で高解像度でスキャンした上、色調補正等で高品質に仕上げる必要があれば、当事務所でフォトレタッチサービスを扱っています。

画像データの保存メディアはDVDで、パソコンで画像を扱えれば十分

 自分で写真をスキャニングした場合は、写真を画像データとしてパソコンに保存できれば十分です。

 スキャニングサービスに依頼する場合も、画像データをパソコン用のDVDに保存してくれさえすれば十分でしょう。

 スライドショーなどを作りたい場合は、その必要が出てきたときに考えれば良いのではないでしょうか。

写真フィルムのスキャニングサービスの例

富士フイルム®公式 写真フィルムの「フィルムスキャンサービス」

 富士フイルム®公式 写真フィルムの「フィルムスキャンサービス」は下記のような内容で、家庭の大量の写真フィルムをスキャンするには十分な内容です。

「フィルムスキャンサービス」のサイト

富士フイルム®公式 写真フィルムの「フィルムスキャンサービス」の概要

画像サイズ
約300万画素
色補正
自動色補正を行いスキャン
保存メディア
パソコン閲覧用DVD-R
対応原版
ネガ(35mm、APS)、白黒(35mm、APS)、ポジ(35mm、APS)
スキャン範囲
上下左右0.5〜1mmほどスキャンされない部分が出る
スキャンするコマの指定
全コマ書き込み、指定コマ書き込み

 この他、画像サイズ1000万画素の高解像度スキャンのコースもあります。
 1000万画素のコースは指定コマ書き込みのみ、マウントのフィルムは指定コマ書き込みの申し込みのみ、など条件によって選択肢が限られるものがあります。
 もし利用される場合は、細かい部分はサービスのウェブサイトを参照して下さい。

 以上、写真フィルムのスキャニングサービスの内容などをご紹介しました。

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写真フィルムのフィルムスキャンサービス

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当事務所のフォトレタッチサービス

 ご自分でレタッチしきれない場合はご依頼いただけると幸いです。

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