モニターとプリンターの色の初歩

エコリカ®のリサイクルインク使用時のプリンタープロファイルの対応方法

投稿日:2017年1月22日 更新日:

 インクジェットプリンターのインクに、メーカー純正品ではなくエコリカ®のリサイクルインクを使用した場合、プリンタープロファイルはどのように選べばよいでしょうか。

 無難な方法をご紹介します。

精度の高いカラーマッチングを求めない場合は、純正インクと同じように使うと良い

 ディスプレイ表示とプリンターの印刷結果の間に特に精度の高いカラーマッチングを求めない場合は、純正インクのときと何も変わりなく作業してよいでしょう。

ある程度のカラーマッチングを求める場合

インクは全部同一の商品に揃える

 プリンターメーカー純正インクとエコリカ®のインクが混ざっていると、印刷は普通にできるようですが、カラーマッチングをしたいとなると扱いきれません。

 インクが切れる度にエコリカ®のインクに換えていって、全てエコリカ®で統一されるまで待ちます。

純正インクでなければ、プリンター付属のプリンタープロファイルを使ってもカラーマッチングできない

 プリンタードライバーのインストールと同時にインストールされたプリンター用カラープロファイルは、プリンターメーカー純正インクと純正紙による印刷専用のカラープロファイルです。

 よって、純正インク以外のインクを使用する場合、プリンター付属のプリンタープロファイルを使ってもカラーマッチングはできません。

エコリカ®のインクでカラーマッチングしたいときはプリンタープロファイルを作る必要がある

 エコリカ®のインクを使ってディスプレイとプリンターのカラーマッチングを行うためには、エコリカ®のインクを使ってカラーチャートを出力し、プリンタープロファイルを自分で作る必要があります。

その他 リサイクルインクは真面目な会社の製品を選びましょう

 写真を出力するようなプリンターはプリンター本体、データを処理する部分、インク、用紙まで含めて一つの装置なので、プリンターメーカーが純正インク以外を使ってほしくないと思うのは当然です。

参考書籍

 リサイクルインクを使う場合は、プリンターはインクも含めて一つの装置だと心得ている上で、カートリッジを再利用したほうが廃棄物が減るからということで真面目に作っているメーカーのリサイクルインクを選びましょう。

 エコリカ®は、ウェブサイトでの自社のカートリッジの処理の説明が丁寧です。
 また、エコリカ®のリサイクルインクカートリッジで多数の商品がエコマークを取得しています。

 ということで、エコリカ®のリサイクルインクカートリッジは真面目に作られているようなので、エコリカ®商品を使うと良いのではないでしょうか。

純正インクもリサイクルは行っている

 ちなみにプリンターメーカーも共同でインクカートリッジをリサイクルしています。

 「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」という枠組みで回収を行っています。

メーカーによるインクカートリッジ回収の公式サイト

 エコリカ®との差は、エコリカのインクはカートリッジ本体も洗って再利用しているものもあるらしいのですが、一方プリンターメーカー共同でのカートリッジリサイクルではプラスチックは粉砕して別のプラスチック製品の原料にしているらしい、という点です。

インクカートリッジ回収箱がある場所

 公式サイトの以下のページで、インクカートリッジ回収箱のある場所が調べられます。

 たいてい、地域の拠点の郵便局に回収箱があります。

 札幌で行きやすい場所としては、中央郵便局に回収箱があります。
 ゆうゆう窓口の近くに回収箱があるので、24時間いつでも入れられます。

 ビジネスパーソンなら札幌駅周辺には用事で行くことが多いでしょう。
 請求書を送るついでなどにカートリッジを箱に入れて来ることができます。

インクカートリッジをゴミに捨てるのは絶対やめましょう

 エコリカ®のインクを使うにせよ、プリンターメーカー純正インクを使うにせよ、インクカートリッジはせっかくリサイクルの仕組みがある程度できているので、必ず回収場所に出しましょう。

 カートリッジの回収に出さずにゴミに捨てるのは絶対やめましょう。

 ゴミに捨ててしまうと、今日生まれた赤ん坊やさらに後の世代の人達に迷惑がかかりますし、諸外国の人にも迷惑がかかるからです。

参考ウェブサイト・ページ

 以上、エコリカ®のリサイクルインクを使用した場合のプリンタープロファイルの扱いについてご紹介しました。

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