カラーマネジメントの基本

カラーマネジメントとAdobeRGB・sRGBのどちらで撮影するかは無関係

2017年5月30日

 カラーマネジメントについて、デバイスどうしのプロファイルを合わる必要があると思うかもしれません。
 機器どうしのプロファイルの関係を考えて混乱に陥る場合が多いようです。

 ここでは、標準的なカラーマネジメントでは機器どうしのプロファイルの関係を考える必要はないことをご説明します。

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カラーマネジメントでは、各デバイスをキャリブレーションする

 一般的な、カラープロファイルを使ったカラーマネジメントでは、カメラ、ディスプレイ、プリンターなどのデバイスについて、それぞれデバイスプロファイルを作り、キャリブレーションします。

 デバイスプロファイルを使ってキャリブレーションされているデバイスは、色の情報を正確に入力したり、表示したり印刷したりできます。

 プロファイルを作ってキャリブレーションする作業は、あくまでそれぞれのデバイスごとの作業です。
 例えばディスプレイのキャリブレーションをするなら、ディスプレイのキャリブレーションだけ考えれば済みます。
 プリンターやカメラがどんな状態かは関係がありません。

キャリブレーションされていないデバイスがあったら

 キャリブレーションされていないデバイスがあったら、そのデバイスが色を正確に扱えなくなるだけです。

 カメラ、ディスプレイ、プリンターで、プリンターだけがキャリブレーションされていないとします。

 その場合、プリンターがどういう状態でも関係なく、カメラやディスプレイは正確に色が扱えます。
 一方、プリンターだけが色を正確に扱えない状態になります。

カラーマネジメントと、カメラをAdobeRGBかsRGBのどちらで撮影するかということは無関係

 カラーマネジメントをするには、とにかく各デバイスをキャリブレーションすることです。

 カメラで撮影するとき、AdobeRGBかsRGBのどちらで撮影するかということは、カラーマネジメントと無関係です。

カラーマネージメント技術は人のためにある

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カラーマネジメントと、モニターの色域がsRGB程度かAdobeRGBをカバーしているかとうことは無関係

 カラーマネジメントをするには、とにかく各デバイスをキャリブレーションすることです。

 モニターの色域がsRGB程度であろうとAdobeRGBをカバーしていようと、カラーマネジメントとは直接関係ありません。

 キャリブレーションされていればカラーマネジメントでき、キャリブレーションしていなければ表示が不正確になりカラーマネジメントできない、というだけです。

 

基本的に、各デバイスのカラーマネジメントは独立のもの

 以上のように、基本的に各デバイスのカラーマネジメントは独立のものです。

 カラーマネジメントでは、ひたすら全てのデバイスのキャリブレーション作業をします。

 もしキャリブレーションしていないデバイスが一個混ざっていたら、そのデバイスが不正確なだけです。それ以外のデバイスのカラーマネジメントには影響はありません。

 

sRGBのデータは、カラーマネジメントしていなくても上手く扱えることが多い

 そうは言っても、家庭や一般の事務作業でパソコンを使う時、各デバイスを全部キャリブレーションする人は普通はいません。

 そのため、一般的なパソコンや周辺機器は、sRGBのデータであればユーザーがキャリブレーション作業をしなくてもある程度上手く扱えるように作ってあります。

 以上、標準的なカラーマネジメントでは機器どうしのプロファイルの関係を考える必要はないことをご説明しました。


 

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