CMYKからCMYKに変換したい場合があります。
例えばコート紙の印刷用の画像を、上質紙の印刷用に変換する場合などです。
ところがCMYKデータを別なCMYKプロファイルに変換すると、K100の部分がK100でなくなってしまいます。
ここでは、K100の部分は維持しつつプロファイル変換する方法をご紹介します。
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目次
普通のプロファイル変換では、CMYKの純色も色が混ざってしまう
例えば、Japan Color 2011 CoatedのC0 M0 Y0 K100の画像データを、Japan Color 2001 Uncoatedにプロファイル変換してみます。
すると、C67 M70 Y85 K69といった具合に、K100ではないCMYKデータになってしまいます。
CMYKのデータでは、Kなど特定の色を意図的に純色にしている場合がよくあります。
例えば、黒い文字などです。
そのため、CMYKプロファイルから別のCMYKプロファイルに変換した結果、純色の部分に別の色が混ざってしまうと支障があります。
カラーマネージメント技術は人のためにある。
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デバイスリンクプロファイルを使うと、純色を維持したりしながらプロファイル変換できる
デバイスリンクプロファイルというものがあります。
デバイスリンクプロファイルを使うと、例えば元のデータの純色を維持したままプロファイル変換するなど、変換の仕方を好みに調節して特定のICCプロファイルから別のICCプロファイルに変換できます。
自分が変換したい変換元、変換先のプロファイルについて、K100の場所は維持したまま変換するよう設定してデバイスリンクプロファイルを作れば、K100の部分は維持したままCMYKからCMYKのプロファイル変換ができるようになります。
デバイスリンクプロファイルの方がカラーマネジメントの精度は落ちる
プロファイル変換をした結果、純色の部分も色が混ざってしまったりするのは、理由があります。
できるだけ元の色を維持して変換先のプロファイルに変換するために、色を混ぜる必要があるので混ぜています。
そのため、デバイスリンクプロファイルで純色を維持するなどの制限を付けると、普通にプロファイル変換するときに比べるとカラーマネジメントの精度は落ちます。
デバイスリンクプロファイルの作り方 おおまかな雰囲気
デバイスリンクプロファイルは、だいたい以下のような感じで作ります。
元のデータのICCプロファイルを決めます。
どのようなプロファイルのデータを変換したいのか、によります。
変換先のICCプロファイルを決めます。
例えば、最終出力のオフセット印刷のプロファイル、などです。
デバイスリンクプロファイルを作る機能があるツールで、それらのプロファイルを設定します。
Kは維持する、Cの純色も維持する、など、変換の仕方を色々設定します。
設定した方法で変換を行うデバイスリンクプロファイルを作成します。
デバイスリンクプロファイルが作成できるツール
デバイスリンクプロファイルは、例えばX-Rite®の「i1Publish Pro3」、「i1Publish Pro2」などで作成できます。
メーカーのページ
以上、K100の部分は維持しつつプロファイル変換する方法をご紹介しました。
参考記事