カラーマネジメント関連機器

カラーマネジメント関連用品にはどのようなものがあるか

投稿日:2015年9月1日 更新日:

woman

 現在では自宅プリンターで写真を印刷する方も増え、ディスプレイとプリンターのカラーマッチングを求める声が増えています。
 ところが、カラーマッチングを実現するためのカラーマネジメント関連ツールはあまり有名ではありません。
 ここでは、カラーマネジメント関連の各種用品にはこういったものがあるのか、と一通り眺められるよう、有名なツールをご紹介します。

ディスプレイのプロファイルを作りたい、キャリブレーションしたい

 ディスプレイの表示を、感覚できれいに見えるように表示するのではなく、数値的に正確な表示に調整するためのツールをご紹介します。

測色器

 今お持ちのディスプレイを、キャリブレーションを行って表示を正確にしたい場合は以下のような製品が必要です。

X-Rite® i1Display Pro

  • モニターのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可

その他の販売店

メーカーのサイト

X-Rite® ColorMunki Smile

  • モニターのキャリブレーション可

その他の販売店

メーカーのサイト

X-Rite® ColorMunki Display

  • モニターのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可

その他の販売店

メーカーのサイト

X-Rite® i1Basic Pro 2

  • モニターのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可
  • 測色器自体はi1Pro2で「i1Publish Pro2」のものと同じなので、ライセンスの追加で「i1Publish Pro2」へのアップグレードができる。

その他の販売店

メーカーのサイト

カラーマネジメントモニター

 キャリブレーションが行えて正確な表示ができるディスプレイが必要な場合は、以下のような製品があります。

EIZO® ColorEdge® CS230

その他の販売店 EIZOダイレクト

その他の販売店 楽天市場

その他の販売店 EIZOダイレクト

その他の販売店 楽天市場

メーカーのサイト

EIZO® ColorEdge® CS2420

その他の販売店 EIZOダイレクト

その他の販売店 楽天市場

メーカーのサイト

プリンターのプロファイルが作りたい、キャリブレーションしたい

 プリンターの出力の色を、プリンターまかせ、メーカー提供のプロファイルまかせでなく、カラーマネジメントモニターと同じように数値的に正確な色を出力できるようコントロールするためのツールをご紹介します。

プリンタープロファイルが作成できる測色器

X-Rite® i1Studio

  • モニターのプロファイル作成可
  • RGBプリンター/CMYKプリンターのプロファイル作成可
  • カメラプロファイルの作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可

その他の販売店

メーカーのサイト

X-Rite® i1Photo Pro 2

  • モニターのプロファイル作成可
  • RGBプリンターのプロファイル作成可
  • スキャナーのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可
  • カメラプロファイルの作成可

その他の販売店

メーカーのサイト

X-Rite® i1Publish Pro 2

  • モニターのプロファイル作成可
  • RGBプリンター/CMYKプリンターのプロファイル作成可
  • スキャナーのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可
  • カメラプロファイルの作成可

その他の販売店 Amazon

メーカーのサイト

部屋の照明を色評価用にしたい

 精度の高いカラーマネジメントを実現するためには部屋の照明の色も管理する必要があります。
 カラーマネジメントに則った作業をするための部屋の照明器具についてご紹介します。

色評価用LED照明

 下記の会社で販売しています。一般家庭で買える状況になるにはあと若干の時間が必要なようです。

机用の色評価照明

 LED照明ランプ単体で色評価用のものがまだ普及してきていませんが、机用のスタンドとセットのLED照明は普及し始めました。

Z-LIGHT Z-80PRO2

その他の販売店

メーカーのサイト

色評価用蛍光ランプ

反射原稿を正しく観察したい

 部屋全体の照明を色評価用の照明にすることのほか、管理した照明で原稿を観察するためのツールもあります。

ビュワー

GTI デスクトップ・プリントビュアー

GTI バーティカル・プリントインスペクター

GTI Lite デスクトップビュワー

スキャナーのプロファイルを作りたい、キャリブレーションしたい

 スキャナーでスキャニングするとき、原稿の色を忠実に再現するためのツールをご紹介します。

スキャナープロファイルを作成できる測色器

i1Photo Pro2 (アイワン フォト プロ2)

  • モニターのプロファイル作成可
  • RGBプリンターのプロファイル作成可
  • スキャナーのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可
  • カメラプロファイルの作成可

その他の販売店

メーカーのサイト

i1Publish Pro 2(アイワン・パブリッシュ・プロ2)

  • モニターのプロファイル作成可
  • RGBプリンター/CMYKプリンターのプロファイル作成可
  • スキャナーのプロファイル作成可
  • プロジェクターのプロファイル作成可
  • カメラプロファイルの作成可

その他の販売店 Amazon

メーカーのサイト

スキャナープロファイル作成用のターゲット

 スキャナープロファイルを作成するためには、スキャナーでスキャニングするターゲットが必要です。i1Pro2シリーズでプロファイル作成する場合、i1Pro2に付属のColorChecker24はパッチが少な過ぎてスキャナープロファイル作成用のターゲットとして使っても精度が低いです。そのため別途ターゲットを購入する必要があります。

ColorChecker デジタル SG

 i1Pro2シリーズでスキャナープロファイルを作成するときに使える反射原稿用のターゲットです。

その他の販売店

メーカーのサイト

透過原稿用のスキャナープロファイル作成用のターゲットについて

 i1Pro2シリーズで透過原稿用のスキャナープロファイルを作成する場合、透過原稿用のターゲットは「透過4x5および35mm IT 8.7/1」となっていますが、どこで買えるのかよくわかりません。

透過原稿を正しく観察したい

 透過原稿を正確な色で観察するためには、部屋の照明を色評価用にするだけでは足りません。
 透過原稿の観察用のビュワーが必要です。

透過原稿のビュワー

パソコンのディスプレイの廃棄方法について 〜資源有効利用促進法に基づいて〜

 もし新たにカラーマネジメント対応ディスプレイを購入することになった場合、古いディスプレイを廃棄することもあるでしょう。
 液晶ディスプレイを廃棄する場合、国内の信頼できるルートで再資源化などの処理がされるようにしなければなりません。

 これはカラーマネジメント体制作りよりも、もっと重要な話といえます。
 引き取りを依頼する先を間違えると、国際法に違反して海外へ輸出され、適切に再資源化もされないまま現地で甚大な環境汚染や健康被害を引き起こすということになる恐れがあります。
 そのような事態はすでに進行し、事態はかなり深刻で、もう待ったなしの状況です。

 そういう事態に私たちも知らないうちに加担しているとすれば、一方の人々を酷い目に合わせながら写真やグラフィックを美しく仕上げたとしても何の意味があるだろう、ということになってしまいます。

液晶ディスプレイの廃棄は、資源有効利用促進法に基づいて製造メーカーへ回収依頼する

 液晶ディスプレイは、資源有効利用促進法の回収対象機器に含まれています。
 よって、液晶ディスプレイを廃棄する場合は資源有効利用促進法に基づいて手続きをします。

 資源有効利用促進法に基づいたパソコンの回収については、製造メーカーなどで作られている一般社団法人パソコン3R推進協会のウェブサイトでわかりやすく案内されています。

手順1 ディスプレイを購入したら「PCリサイクリマーク」をもらう

 液晶ディスプレイを購入した場合、「PCリサイクルマーク」が貼られていないかもしれません。
 パソコンを買うと初めから「PCリサイクルマーク」が貼られてあり、このマークがあることで無料で回収してもらえるとのことですが、場合によっては貼られておらず、自分で「PCリサイクルマーク」を送ってくれるよう申し込む必要があるようです。

 そこで、液晶ディスプレイを購入したら「PCリサイクルマーク」が貼ってあるか確認して、貼っていなければ製造メーカーへ「PCリサイクルマーク」を送ってくれるよう申し込みます。

 申し込みはWEB上でできます。

 例として、EIZO®の場合は以下のページから「PCリサイクルマーク」の申し込みができます。

手順2 製造メーカーに回収を申し込む

 資源有効利用促進法に基づいた機器の回収申し込みはメーカーへ行うことになっていますので、メーカーへ申し込みます。

 パソコン3R推進協会ウェブサイトの以下のページに、各メーカーの回収窓口へのリンクが掲載されています。

 例えばEIZO®の申し込み窓口は以下のページです。

手順3 「エコゆうパック伝票」が送られてくるので、荷造りして郵便局から送る

 製造メーカーの窓口に回収の申し込みをすると、「エコゆうパック伝票」が送られてくるので、自分で荷造りしてそれを貼り、郵便局に持ち込む、あるいは郵便局に集荷を依頼します。

手順4 国内の正規のルートで再資源化される

 国内の正規のルートで再資源化されます。

 これで国際法に違反してガーナなどに不法に廃棄家電が持ち込まれ、現地で甚大な水銀汚染や鉛汚染などを引き起こすという恐るべき事態に知らないうちに加担してしまうようなことはとりあえず防げます。

測色器などの電子機器の廃棄方法 〜小型家電リサイクル法に基づいて〜

 電気製品は一定の年数が経てば壊れてしまいます。
 カラーマネジメントツールも測色器などは電子機器なので、一定の年数が経てば壊れてしまいます。

 カラーマネジメントツールの中でも測色器など電子機器が壊れた場合、廃棄方法は気をつける必要があります。

 電子機器はたいてい希少金属が入っているので、単純に「燃やせないゴミ」などに出すとせっかくの希少金属が再利用できなくなるので避けるべきです。

 かといって、引き取ってもらう先を間違えると、国際法の網をくぐって外国へ輸出され、適切に再資源化もされないまま現地で鉛や水銀汚染などが起こり人々が健康被害で苦しむという恐るべき事態が引き起こされます。
 すでにそういった事態は引き起こされ、深刻な状況になっています。

廃棄する測色器などの電子機器は、小型家電リサイクル法に基づいて回収自治体や回収事業所へ

 測色器などの電子機器の再資源化処理は、小型家電リサイクル法の対象範囲に入ると思われます。
 よって、小型家電リサイクル法に基づいて手続きを進めていきます。

手順1 近くで小型家電リサイクル法に基づく回収を行っている自治体窓口、事業者を探す

 まず住んでいる場所の自治体か家電量販店で、小型家電リサイクル法に基づいて回収を行っているか調べます。

自治体の小型家電リサイクルの案内ページの例

 旭川市の小型家電リサイクルの案内ページ

 浦河町の小型家電リサイクルの案内ページ

 帯広市の小型家電リサイクルの案内ページ

 小平町、増毛町、留萌市の小型家電リサイクルの案内ページ

 札幌市の小型家電リサイクルの案内ページ

家電量販店の小型家電リサイクルの案内ページの例

 エディオン・100満ボルトは小型家電リサイクル法に基づいて家電の回収を行っているそうです。エディオンのウェブサイト内の以下のページに案内があります。

 ジョーシンで小型家電リサイクル法に基づいて家電の回収を行っているそうです。ジョーシンのウェブサイト内の以下のページに案内があります。

宅配回収の業者の小型家電リサイクルの案内ページの例

 お住いの場所によっては、小型家電の回収窓口が、自治体の窓口も家電量販店の窓口も近くにない場合があるかもしれません。
 その場合は宅配回収が利用できます。

 リネットジャパン株式会社は宅配回収を行っており、ウェブから申し込めます。
 色々な自治体のホームページで回収業者としてリンクされてもいるので、おそらく適切に再資源化してくれると思われます。

手順2 自治体の回収拠点、または家電量販店などの事業者の回収拠点に、説明に従って持ち込んだり送ったりする

 自治体の窓口、または家電量販店などの事業者の窓口をみつけたら、説明に従って電子機器を持ち込んだり送ったりします。

 以上、カラーマネジメント関連の各種用品にはこういったものがあるのか、と一通り眺められるよう、有名なツールをご紹介しました。

スポンサーリンク

当ブログ参考記事

カラーマネジメントの本



-カラーマネジメント関連機器
-, , , ,

Copyright© カラーマネジメント実践ブログ 〜フォトレタッチの現場から〜 , 2019 All Rights Reserved.